まるいぬ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
PS3版のOP並の作画であれば、、、2期も、、、
2014年秋のエロゲ原作のアニメ3つ
「グリザイアの果実」 「大図書館の羊飼い」 「失われた未来を求めて」
が私の中で、わりと当たりで、
エロゲ原作侮るなかれとか思って、視聴したのが「ホワイトアルバム2」
ゲーム購入の予定もあったしね。
放送自体は2013年秋で当時はノーマークというか、「2」がついていたので、続編かと思いスルー。
■ 主人公
どんなひいき目でみても、クズ野郎ですよ。
原作プレイ済みの方のレビューを見ると、仕方のない選択だったとか書かれてる方もいましたが、原作やったら、もしかしたら許せるのかもしれません。
でも、アニメだけみて判断すると、自分に酔ってる猿にしかみえない。
信じられないシーンは、いくつもあって
{netabare}
冬馬の演奏を聴いている途中、ひとりトイレに行き「カッコ良すぎるだろ! 冬馬!!(くっ)」と
空港の「かずさー!!」と大声で叫びながら、抱き付いてイチャこらするシーン
{/netabare}
は、その中でも「へっ?」ってなって笑っちゃったね。
「ココロコネクト」の太一も水島大宙で、あれも嫌いだったから、
声質があまり好みじゃないというのもあるのかもしれません。
■ 作画 演出
「雪が解け、そして雪が降るまで」の別視点から描く、答え合わせのような過去編の演出は好きだった。
7話で赤いコートをちら見せしたり、面白い意図が感じれるものもあったように思う。
しかし、{netabare} ライブシーンや、春希が冬馬を電話の最中に見つけるシーン、
冬馬の「そんなのは、親友の彼氏に言われるようなセリフじゃないんだよ!」から始まる冬馬の暴露、
ラストの空港のシーン {/netabare}
ここぞという名場面と言えるシーンの演出の盛り上がりが、普段の場面と大差なく、ぐっとこない。
全然ぐっとこない。もうなんだかなあだよ。
じゃあどうすればいいんだ。お前は「SHIROBAKO」見ても同じことが言えるのかと言われれば、沈黙するほかないのだけど。
ただ、PS3版のOPくらいのクオリティの作画で全話通していれば、
演出どうこう関係なく、案外今頃2期やってたんじゃないかとも思ってしまうのよね。
ソッコーで2期が決まった「グリザイア」を見てると、よりね。
挿入歌のタイミングやエンディングへの入り方は私好みだっただけに、作画はかなり残念だったな。
アニメは駄目だったけど、ゲームとしての評価は高いから、結局買うんだけど