静御前 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
ごめんねぇ↑
はい、何やら女子高生が最終兵器になってしまったようですね。
背中からミサイルとか出てきましたね。
まず、この作品登場人物がなまらよく泣きます。1話最低3回は泣きます。感極まってるんですね。心理描写はおざなりのようです。高校生ものにお決まりの屋上もよく出てきます。あと頬に赤い線入ってます。
ちせが発光するときの効果音、コエムシのそれに似てね?とか思ってたら制作GONZOさんなんですね~。
雰囲気としては、「ガンスリ」と「ぼくらの」に通じるものを感じました。
本筋に関しては、純朴な主人公が兵器となって葛藤しながら「この星で一番最後のラブストーリー。」をするようです。周りがばったばったと死んでいく中、最後までシュウジとちせはいちゃついてます。ラブラブですね。
最後の方はシナリオ書くのが面倒になったのかな?青姦とか決めてます。
なかなかにかなりの高度なギャグアニメでした。
「世界滅亡!」「彼氏彼女」誰もが中高校生の時に一度はやるような妄想をそのまま作品にしちゃった感じですね。中高生にはもうたまらないでしょうね、これは。その純粋な心は大切ですよきっと。
あと、北大志望と短大志望が共存する高校ってところが地味に気になりました。シュウジ君は学校では異端なのかな?それにしても彼らの順応力というかスルー能力みたいなものはすごいですね。教室半壊してるのに普通に登校してるし。それに民度も高い。あそこまでこれ見よがしな天然ちゃんがいたら女子の「いじめ」の対象になりそうなもんですが。(偏見
原作は未読なんですが、なぜちせが最終兵器なのか、ちせが何と戦っているのか分からない、あえて曖昧にしている、これはシュウジや一般人目線に視聴者を置きたかったのか、底知れぬ不気味さが演出されていてこの点はgoodだと感じました。考察スレではオーストラリアがどうとか見ましたが詳しくは分かりません。
OVAに関しては、少し本編と毛色が違う印象を受けました。OVAだけ見たなら評価は違っていたでしょうね。戦争における「殺人」の良心の呵責をテツさんが表現していたように見受けられましたが(本編)、人を殺した恐怖で退行する様はリアルに感じました。また、苦しまないようにと仲間を打ち殺す、どうせ死ぬから戦場で他人の名前は覚えようとしないテツさんは興味深かったです。
高校生のイチャラブと戦争?を結び付けるのは無理があると思いましたが、仮に現代世界が有事になるほどドラマチックな展開になったら高校生はあんな感じになるんじゃないかなぁと。濃いシチュエーション大好物ですからね。
まぁ、そんなん無いんでセンターの試験勉強しましょう!
以上、純粋な心をお持ちか、なまら退屈で仕方無い方は見てもいいかもしれません。そんな感じの作品でした。