Baal さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ウソ・・・だろ・・・
Ordet×タツノコプロ制作の作品です。
仙台にある弱小の芸能プロダクション「グリーンリーヴス
・エンタテインメント」は所属タレントにも逃げられ危機を迎えていた。
社長は打開策としてアイドルグループを結成することにした。
そうして事務所マネージャーの松田はスカウトを始めるのだった・・・
TV放送と同時に公開された作品ですがTV版の少し前、実質第0話
みたいな感じでした。スカウトから始まる流れで最初の山場まで
というところで60分の劇場アニメというのもあり少し短めの長さでしたが
あんまりアイドル系の作品に慣れていない私としてはこれくらいの
長さでひとつの山まで持っていってくれたのでかなり見やすかったです。
まあ話の内容は短いのもありますし、TV版が続くのでまあ普通かな
というところだと思います。ですが私にとってはまた何かが心の中で
花開いた感じがし、さらに最後の「タチアガレ!」を二回目に聞いたとき
今までいくつものアニメを見た中でまだ4作品ほどしか感じることが
なかった感覚を感じることになってしまいました。
その感覚は基本的には曲(OP、ED、挿入歌)を聞くときに
起きるものなんですが、今まででその感覚が起きた作品が
●AIR 「鳥の詩」
●CLANNAD 「時を刻む唄」、「小さな手のひら」
●Angel Beats 「一番の宝物」
●あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 「secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)」
の4作品5曲のみです。これらの曲を聴くと何か体の奥からこみ上げて来て
鳥肌が立ってしまうような感覚になります。まさかこの5曲の中に
仲間入りしてしまうとは思いもしませんでした。
一回だけ見たときはそうでもなかったのですが何か引っかかるものを
感じてもう一度見たら・・・こんなことになってしまいました。
(ちなみにこれがレビュータイトルの意味です)
「この作品は面白い」とか「この作品は良かった」とかとは違うこの謎の感覚。
その感覚にまた出会うこと出来たこのめぐり合わせにまた不思議な
感動を覚えます。正直上の5曲のメンツと合わせるとどうしても変な感じが
しますが、私の中では人気とか知名度とかそんなものとは違った角度で
この5曲… いや、6曲は同等の存在だと思います。
内容の方にはあんまり(たぶんほとんど)触れていませんが
これで終わりにしたいと思います。
おっと付け加えで一回だけ見て書こうとしたときは星評価の音楽が4.0点
だったのですがもう一度見たときにあの感覚になったので+0.5点で
4.5点に変えました。