kurosuke40 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
勝負は始まる前からほぼ決まっている
一条がカイジを店に入れた後に、次のような感じのお叱りを受けたのが印象に残っている。
「なぜ通した。奴が勝負に来たということは勝率は5割か、それ以上だ」
カイジは「勝負は始まる前からほぼ決まっている」ということが身にしみる作品だと思う。運勝負は最後の最後だけだ。
戯言
{netabare}過去に見た二次創作ではあるが、アカギとカイジが限定じゃんけんをするという示唆に富む作品がある。基本運には頼らないカイジが運に頼る勝負をするのだっ…! しかしながら、そこでは運に頼ることが理にかなっているっ…! 運勝負が理にかなっている状況は、圧倒的強者との対決っ…! 自分が完全に相手の手に平で踊らされている状況っ…! 相手に思考を読まれてしまうならば敢えて考えないっ…! この場合運勝負も立派な戦略なのだっ…!
もちろん運要素のないゼロサムゲームだと出来ない。ただ最近見た作品だと『ピンポン』で両面ラケットをくるくる回して運ゲーに持っていったのも似た戦略だなーと思える。応用は広そう {/netabare}