スーパースラッガー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
足須さんが好きだなあ^^
15分アニメだというので、オンエアを軽い気持ちで視聴し始めました。
実際に観てみたら、本当に軽~く楽しめる作品でしたね^^
女性の方だと、人によってはちょっと引いてしまうかも? と思えるようなシーンもありましたが、どぎつすぎるいやらしさというわけでもない(と私は思いますが・・・)ので、全編通じて爆笑しながら観ることができました☆
以前はこういった感じのアニメはまず観なかったのですが、ここ数年で私もずいぶんと丸くなったもんだなあ(!?)と思いました^^;
{netabare}まず、主人公の漫画家、愛徒勇気(これペンネーム? 本名?)先生は、ちょっとエッチな漫画を描いているので、当然エッチなことも考えるのですが、「見境のない動物的ド変態」(我ながらひどい言い方だ! 笑)というわけではないです。
彼は自分の中に明確なポリシーやルールのようなものを持っているというわけでもないと思いますが、人格の根っこに「正直」「純粋」というものがあるので、女の子キャラたちにマジで訴えられたり、彼女たちとの人間関係が破綻したりするということがないのかもしれません。
もっとも、正直だろうが純粋だろうが、リアルで同じことをしたら絶対ヤバいと思いますが・・・あくまでも漫画・アニメだからOKなのです!(笑)
次に、女の子キャラをざっと見てみましょう。
しっかり者で、大人の雰囲気を持つ美人のアシスタント・足須沙穂都(これって「アシスタント・サポート」をもじったネームミングですね!)。
愛徒先生とは旧知の中で、現在は編集者として接する立場だが、先生には個人的な思い入れを隠せないツンデレ娘・音砂みはり(こっちは「(原稿を)落とすな! 見張り」ですね)。
天然ボケでナイスバディ、先生の熱狂的なファンというだけでアシスタント未経験者なのにスタッフになってしまった不思議ちゃん、風羽りんな。
天才的なスーパーアシスタントなのにしばしば幼児性を露呈したり、不必要にデカい態度をとったりする愛すべき「子供大人」・黒井せな。
みんなどこか変なところがあり、その言動にはいちいちツッコミどころがあるのですが、それでいてそれぞれに魅力たっぷりなんですよね^^
私はですね・・・やっぱり足須さんがいちばん好きです☆
基本真面目でしっかり者だけど、愛すべきダメ男(先生すんません!)をほうっておけない、海のように広く深い母性を持つ女性・・・といったところですね。
先生の変な言動に対して、「しょうがないなあ」と顔をしかめたり、ときにはマジギレしたりしながらも、絶対に見放すことをしない天使のような優しさがツボです・・・そして、CV:早見沙織さん! 最強じゃないですか^^
先生の変なところにいつもあきれていながらも、なんだかんだいってちゃんと対応したり、面倒を見てしまったりしてしまうのは、愛徒先生に対する、単なる仕事上の相手以上の感情が彼女の心の底にあるからではないでしょうか(たぶんまだ、本人自身は気づいていないでしょうね)・・・おそらくこの二人は一生離れられず、足須さんは立派な世話焼き女房になるでしょう。
そうなるとほかの女の子キャラがちょっぴり気の毒ですが・・・だって彼女たちはみんな、先生のことが大好きみたいですしね^^;{/netabare}
原作は未読ですが、連載中の新シリーズ「2」も合わせて、いつかは読んでみたいような気もしますね^^
追記:
この作品を見て、早見沙織さんには今後もどんどんギャグ作品に出てほしいと思いました☆