退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
スキ
好きなもんは好きなんだからしょうがない
結構色んなとこで言われてますけどDon't think Feelなアニメ
スタッフのセンスとノリとギャグと新谷真弓さんとよく分からない何かが脳髄を直撃します
普通に見てっても何がなんだか分からず置いてけぼりをくらいます
だがそれでもよく動くキャラたちとセンスの良さに魅せられ何だかんだで見続けることが出来ました
このセンスはかなり人を選びます。しかしハマれば最高のアニメとなるでしょう。僕はなりました
主人公のナンダバ・ナオ太は地方都市 疎瀬(まばせ)に住む小6の男の子
何も起きない平凡な日常と何の変哲もない街とある日やってきた謎の医療機器メーカーの
よく分からないでっかい何かに囲まれて暮らしている
周りのものと自分に冷めたニヒルな態度で日々を過ごしていた
アメリカに野球留学に行った兄のタスクに白人美女の恋人が出来ましたと
浮気された兄の元カノのサメジマ・マミ美と共に今日もいつもの高架下で
ナオ太の事を「たっくん」と呼ぶマミ美とうだうだしていた
していたらスクーターに乗ったベースギターを背負う謎の女に跳ねられた
その女は近頃噂になっている跳ねられたら頭から奇妙な角が生えてくると噂のベスパ女であった
そして実際に生えてきたナオ太は周囲に気付かれないようにうまく隠していたがある日・・・
ぶっ飛んだダイナミックな作画と色々と無視した自由な動きが見てて楽しい
見ていると意味の分からない設定に頭を悩ませることになるでしょう
そのうち考える事を放棄してこの映像を感じることに集中した方がいい事に気づきます
だって全然意味分かんねーもん
全6話の1話30分。つまり6×30の3時間のアニメです
長々と見続けることにならないので2クール以上はあるアニメは苦手という人も安心です
正直この作品についてはうまく説明できそうもないです
何で好きなのか分からない。だけど好き。そんな気持ち。恋に似てる
色々と実験的で挑戦的なこのアニメ
ラストでは若干切なめの余韻に浸れます
まだ見ていない方は1度はどうぞ。アニメーターのセンスに惚れる