退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
至福?!の冥土カフェ 【ねこ's満足度:86pts】
独特のリズムで展開される”脱力系”ギャグアニメ。
どこにでもいそうなごく普通の女子高生・嵐山歩鳥(ほとり)を中心に、
彼女やその周りの個性的なキャラクターがおりなす日常をコミカルに描いています。
(一部、ファンタジー的展開もあり)
ギャグ系なのでどうしても好き嫌いは分かれると思いますが、
わたしはかなりハマりました。面白かったです。
この作品の最大の魅力はなんと言っても、ヒロインほとりの存在。
いやーこの子ホント自由だー(笑)。
まさに本能のまま生きてるって感じの、見ていてとっても気持ちのいい女の子です。
ただ、実際こういう子と付き合う周りの人間は結構大変。
天然で気分屋な彼女に振り回されながら、説教したり突っ込んだり呆れたり・・・(笑)。
それでもダメな子ほど可愛いとはよく言ったものです。
最終話は、そんなほとりがいかに周りに愛されているかが分かるエピソード。
オチは容易に想像できましたが、不覚にもホロリとさせられちゃいました。
そんなほとりを演じているのは、小見川千明さん。
かなり特徴的な声ではありますが、回を重ねるほどにその声が耳に心地よく感じられました。
他にはほとりの親友役の悠木碧さんの演技にも注目。さすがの実力派です。
OPは、誰もが一度は聞いたことのある名曲を坂本真綾さんがカバー。
EDもパンチが効いていて、一度聞いたらなか②耳から離れません。
通好みの小ネタも満載で、”洒落のわかる大人向け”といった感じの作品でした。