しんばくん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
誠と名付けた親が泣いてるよ。【20.3/25.0】
物語:4.7 作画:2.9 声優:3.8 音楽:4.2 キャラ:4.8 【合計:20.3/25.0】 (81.8)
ジャンル :学園、恋愛
話数 :12話
原作 :オーバーフロー(アダルトゲーム)
アニメーション製作 :ティー・エヌ・ケー
監督 :元永慶太郎
シリーズ構成 :上江洲誠
キャラデザイン :ごとうじゅんじ
音楽 :大久保薫
主人公声優 :平川大輔
OP :「イノセント・ブルー」作詞 - REM / 作曲・編曲 - 橋本彦士 / 歌 - DeviceHigh
参照元 :Wikipedia「School Days (アニメ)」
【あらすじ】
榊野学園高等学校へ通う少年・伊藤誠(いとう まこと)は、以前から登校時に時々同じ電車へ乗る隣のクラスの少女・桂言葉(かつら ことのは)のことを気に掛けていた。ある日、誠は学園に伝わる「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行したが、同じクラスで隣の席の少女・西園寺世界(さいおんじ せかい)に、わずか1日で見つかってしまう。そのお詫びという名目で世界が誠と言葉の間を取り持ち、2人は交際することとなる。 Wikipediaよりあらすじ冒頭
【特徴】
①学園恋愛物、三角関係(ドロドロ)
②ろくでなしの主人公(以下誠)
【長所】
①登場する全てのキャラはしっかりストーリーの根幹にかかわる
②表情、言動から心情や心理を読みやすくしている
③ED曲が複数あり、終わり方に合った雰囲気の曲である
【短所】
①倫理観に訴えかける内容である(人によっては長所)
②粗い作画である
【短評】
本作は非常に尖った作品に感じました。なので特徴①②は注意点でもあります。
始めに長所①ですが、上で書いた通りです。登場させる意味の無いキャラクターは居なかった様に感じました。しっかり物語に絡んでくるので見応えがありました。
続いて②です。三角関係物作品では表情、言動などから心情や心理を読ませるシーンが大切だと思うのですが、本作もしっかり描かれていました。
最期に③ですが、これも上で書いた通りです。またED後の次回予告も余韻に浸れます。
次に短所です。①の「倫理観に訴えかける」とは常軌を逸した振る舞いの誠に関係する事が殆どなのですが、その他のキャラクターも誠と同様なので気分を害する方も居るかもしれませんので一応短所としました。しかし、本作はそれに関する部分が最大の魅力でもあり、楽しむ場合は不埒な誠が周りにどの様な影響を与えていくのかが見所になります。
短所②はそのままの意味で、もう少し細かく描けなかったのかなと思いました。
総括すると、三角関係物でも特に尖った内容なので、普通の恋愛物とは別の作品が見たい、或いは緊張感のある作品が観たいという方に向いていると思います。
【思った事、及び蛇足】
観てしまいましたね。
なんだかとんでもない物を観たなーという感じです。
そしてホント誠にはヒヤヒヤさせられっぱなしで体力奪われましたw
序盤は温かい目で見守り
中盤は生暖かい目で見守り
終盤は冷ややかな目で見てあげました。
しかしこの作品
誠までヒドイ人は居ないと思いますが
似たような経験のある方は観ていられないんじゃないでしょうか。
忘れたい過去でしょうし。
そんな風に思いました。
それから
スクールデイズはホワイトアルバムと似た作品と知って観たのですが
こちらの方が色々と過激でしたね。
ホワイトアルバムは伏線が多い印象です。
そうだ。
肝心な事を書いてませんでした。
とても!面白かったです!
・・・けど、なんだかなぁ とも思いましたw