明里♪ さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
奥が深いと思います
小さい頃に見て感動したのを覚えています。
再放送されていたのをちゃんと見て、
曖昧だった部分がやっと分かりました。
{netabare}
"ある天使"にいおりょぎさんは恋をしてしまい、
天界と異界の間に戦争を起こしてしまったのです。
その"ある天使"というのがこばとの魂だったのですが、
戦争の影響で、人間界のこばとに被害が及んでしまい、1話のスタートです。
いおりょぎさんが「関係ないのに巻き込んでしまった」というのが印象的で不思議でしたが。
こばとちゃんの魂ではあるけれど、天界の"ある天使"の事が好きなのに
人間界のこばとちゃんを巻き込んでしまった事に対してなのですね。
22話の行きたい所の夢からして、こばとちゃんと藤本さんは既に出会っていて
親子、兄妹、従兄妹、親戚、と言っていいほどの近い関係だったのでしょう。
ここで戦争が起き、巻き込まれたこばとちゃんは人間界から消えたまま、人間界の時が進み、
こばとちゃんが仮転生するまでに人間界の藤本さんが生まれ変わり、今の藤本さんに。
仮転生した後、今の藤本さんを大切な人と呼べるようになりましたが
元々こばとちゃんの行きたい所というのは、
既に出会っていた大切な人、藤本さんのそばにいる事であるので
琥珀さんのいう通り「時を超えて」でも、
藤本さんの魂の元へ生まれ変わることが出来たのですから、
とても素敵な形で願いが叶えられた思います。
どこかで「大切な人の所へ」がこばとの願いなのに
出会ってもない今の藤本さんのそばにいられる事になったから
「大切な人が変わったのか?」「こばとちゃんは純情じゃない」
という意見を拝見いたしましたので、
それは違うと伝えたくて評価を書かせていただきました。
{/netabare}