ゅず さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
憧れて、駆けて、壊れて、飛び立とうか。
【一言紹介】
自分にとっては
これが本来の宮崎駿の作品
だと思いました
【自分が感じたこと】
{netabare}
今までの
全ての作品の好きなシーンを
リスペクトしてアレンジして
使ってたイメージ。
あと宮沢賢治の
イメージが浮かんだ。
音楽や涙、戸の開け方
歩き方、
今までのジブリを思い出した
炎はナウシカとラピュタ
庭や電柱や部屋はトトロ
飛行機が飛ぶシーンは
魔女の宅急便と紅の豚
獣はもののけ姫
町並みや人並み、踏み切り、煙は千と千尋
夢の世界や扉はハウル
水やヌルッとした動きはポニョ
病院の場面はアルプスのハイジすら思い浮かべた。
宮崎駿じゃないけど
一部はセロ弾きのゴーシュ、蛍の墓
路面電車や学校はコクリコ坂
言葉達、絵柄。
汽車のシーンの綺麗さは全部
宮沢賢治の銀河鉄道を
思い浮かべてしまった。
そして深い深い愛を感じました。
ヒロインの
女は綺麗なところだけ見られたい。
離れてる時には何か意味がある。
想ってるからこそ
こんなに近くて、
遠ざかってしまう
どうしようもなく、
一緒にいるだけで
安心できて
勇気がわく
そばにいたい。
そうゆう気持ちを我慢するのは
すごく辛い。だけど
そうするのは相手への思いやり
だとも思ったし。
今までのアニメを愛してる
宮崎駿さんの気持ちが
自分にはたくさん伝わってきた
{/netabare}
【ゅずわーるど】
{netabare}
空は広くて自由で無限だ
だけどもそこに辿り着くのは
とても難しくて遠い。
それでもあの空を目指して
何度も飛び
失敗した。
周りからOKを出されても
それは僕の求めたものとは
かけ離れたもので
僕の心の中では空中分解していた
何度も自分の作りたいものを
目指そうとした
その自分の作ったものを
追い求めることで
自由に飛び立とうとしていた
それには犠牲もあった
それでも君は笑ってくれた
そんな今までのこと
全てを抱えて
僕は飛びたかった。
それにはこれだけの
積み重なりがあって
ようやくその時が来たから
風当たりが強くったって
僕は飛び立った。
これからは
僕たちは飛び立つ飛行機を
見送る側にいようか
{/netabare}
【ヒトくくり】
{netabare}
たくさんの飛行機があって
それぞれ名称は違う。
色や大きさや重さだって変わる。
車だって、電車だって、人だって
同じくくりだけど
それぞれに違う名前がついている。
それは何故だと思う?
自分は
そのモノに込められた思いが
それぞれ違うからだと思うよ
何処に辿り着くかわからない
その飛行機の一つ一つを
色や形、音でそれぞれ認識し
それぞれを個体で呼んでいる
だから自分は飛行機を気持ち良く
見送ることができたと思う。
{/netabare}
【人生の恋愛観】
{netabare}
恋愛観にもそれぞれの考えがあるよね。
私の場合は相手によって
大きく変わる。
相手がいつでも構ってくれるような人なら遠慮なく、構ってもらうかも。
逆に相手が忙しいような人なら
自分のわがままを突き通すようなことは出来ない。
だからさ、たまにわがままを
言いたいだけ言える人を
羨ましくも妬ましくも思う。
でもね、今の私は
どんな悲しい結末でも
これ以上、追い駆けずに
この距離で
我慢して我慢して
待っていたいと思ってるよ。
そして君が気付かないように
風のように通りすがっていくよ。
君は
君を想ってくれた
風のような人に
ありがとうと
言ったのかな。。
{/netabare}