ローズ さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
日常 時々 異能
主人公の安藤寿来(あんどう じゅらい)は同じ文芸部の部員が呆れるぐらい重度の中二病患者。
平穏無事に過ごしていたが、ある日、異能と呼ばれている特殊能力を文芸部員が使えるよう……。
元から中二病であった安藤は喜ぶが他の部員には全く関心を持たれなかった。
文芸部員以外にも異能に目覚めた人はいるが、異能以外には特に何も無く普通の日常を過ごしていく文芸部のメンバーであった。
元々、中二病は設定を考えて何も無いところから自分自身で色々と痛い言動や行動をする事だと思っています。
本作品では主人公の安藤に当てはまります。
普通の作品と違うところは、本当に異能を使えてしまう事。
中二病設定にさえついていけないのに本当に異能を使えてしまい戸惑う文芸部員達。
たとえ異能が使えたとしても簡単に日常生活を普通は変えませんよね。
男1人に複数の女性から好かれるハーレム展開には疑問を感じます。
本物の痛い中二病患者を好きになる人は稀でしょう。
ラノベ原作なので読者や視聴者側へのサービスと考えたほうがいいように思います。
中二病的思考に憧れる中二病患者向けの作品。
中二病設定が普通に感じられるのは、そのような作品が多いという事なのかな。
自分自身が異能に目覚めたい人にとっては憧れのシュチュエーションなのでしょう。
しかし、最近、中二病という言葉や設定は普通に感じられる事になりました。
ジワジワと脳内を汚染させる……
しまった、これが中二病だったのかw