☆エトペン☆ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
行動の果てには結果という答えが待っている。例外はない。
ブリタニア帝国が日本を植民地として
「エリア11」という名がつけられた。
日本人はイレブンと呼ばれ、
ブリタニアのひとたちは
彼らを見下し、差別の対象としていた。
そんな中、ある学生が王の力を手に入れ、
最大の敵ブリタニア帝国を倒そうとする話。
まだ二期は見終わってないので
一期のみの感想です。
レビュータイトルはある話のアバンの
冒頭の語りです。
ロボットアニメにまったくと言っていいほど
興味のない自分だが、この作品は
ロボットにばかり頼っていないし
頭脳戦と言った方がふさわしい内容である。
ルルーシュのナナリーに愛情も
こちらに伝わってくるので思わず
ルルーシュを応援したくなる。
この作品のシリアスな内容がすごく面白く
自分は思いのほか引き込まれた。
もちろんシリアスあってこそのアニメなのだが
評価するべき点がもう一つある。
それは見る前は全く予想していなかった
コメディパートだ。
ガチなシリアスアニメだという先入観が
手伝ったのか、不意に突かれる
言葉遊びと皮肉なセリフの言い合いが
ツボに入り、思わず笑ってしまう。
学園ものとも聞いていたので
どうやったらこのシリアスが学園ものになるんだ?
と思ってもいたが、3割ぐらいは学園での話なので
この作品は十分に学園アニメである。
{netabare}コメディパートとして一番気に入っているのはやはり
猫がゼロの仮面を被って学園中を飛び回った話かな。{/netabare}
{netabare}
二期への引きも完璧と言っていいほどで
思わず続きが見たくなってしまう。
{/netabare}
<<作画>>
作画の方も本当に素晴らしかった。
もうかなりの年数が経っている作品のはずなのに
顔一つ乱れないし、細部にこだわっている箇所が
数えきれないほどあった。
<<音楽>>
音楽面では前期のOPとEDは良かったです。
後半のOP曲はあまり気に入っていませんが
EDの方は及第点かと。そしてもう一曲気に入っているのが
{netabare}
シャーリーが記憶をなくす際に使われた曲、
{/netabare}
「Masquerade」。思わず目頭が熱くなった。
OP映像でネタバレを伏せて、
のちのち変えていった点も高評価しています。
<<キャラと声優>>
知ってはいたのだが最初はルルーシュの思わぬ声の高さに
福山潤さんは違うだろお~と思ってしまい
この作品を楽しめるか不安だったが、
回を重ねるごとにこれ以上ないはまり役だと気づいた。
もちろんルルーシュもいいキャラなのだが
自分がキャラ評価を満点にしたのは
女性キャラの存在が欠かせない。
この作品を見るきっかけとなったのは
何かをググった時に出てきたシャーリーが気になったからかな。
一途に思うシャーリーが本当にすごく魅力的でした。
カレンもC.C.もナナリーもすごいいいし
今までに類を見ない強力なキャラ陣だ。
1人だけ最後まで受け付けられなかった
人物がいたのはココだけの話。
{netabare}
正直気持ち悪すぎて不快感しかなかったですね。
死ぬチャンスが何回もあったはずなのに
そのたびにいい気になっていた自分が
いたのもココだけの話。
{/netabare}
まだ二期の視聴が終わっていないため
お気に入り棚行きはおあずけだが
名作と呼ばれているだけあって
見る価値のある作品であると思っている。