ぱるうらら さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
最初の伏線の内容が知りたいならば劇場へ...。ってww∑(; ̄□ ̄ )
『UN-GO』は、小説家“坂口 安吾さん”の『明治開化 安吾捕物帳』や『復員殺人事件』などをを原案とし、さらに設定にアレンジ(舞台を近未来にするなど)を加えた、1クール(全11話)の推理探偵アニメです。
また、このアニメはギルクラと同じくノイタミナ枠です。ノイタミナはこれまでに良作を数々手掛けていますので、この『UN-GO』も、放送前は結構期待しておりました。
この段落だけネタばれ!
第1話を見て、このアニメの推理モノとしての構成(話の流れなど)や、話の内容自体はしっかりおり、真犯人を見つけるのも主人公であることは良いのです、最終的に真相(動機)を暴き出すのは探偵助手の“因果(インガ)”による特殊能力(相手を無理矢理自白させる)によるということがやや心残りでした。 こういう設定も悪くは無いと思うのですが、これからずっとこの調子で続くと思うと…。
この作品は、ほんわかするシーン、サービスシーン、笑いをとるシーンなどが無く、ずっと同じペースで話が進んでいきますので、推理物が得意ではない人にとっては厳しく思われます。
また、私はこのアニメの推理物としての面白さをあまり感じることが出来ませんでした。 犯人が誰かを少しでも考えさせる気を全く起こしませんし、またそういう見方をする作品ではないのかもしれません。 といっても、私は原作を読んだことがないので、このことに関しては口を挟むことができませんが...。
設定を近未来風にアレンジしたと言っていますが、やはり原作の昭和(戦後)らしさが若干目立ち、アレンジの仕方が中
途半端さが否めませんでした。
一応、3話まで観たのですが、なんだかイマイチパッとしないので、劇場版が公開されDVDが出回ったらもう一度1話から観ることに決めました。それまでは暫くの間このアニメともお別れです。
そうそう、このレビューのタイトルはそのままの意味で取ってください。これを見たときは衝撃でした。 果たして、こんなことしても大丈夫なのだろうか?