アイコン さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゲーム製作しないゲーム製作部(仮)のお話。
原作未読。
言っておきますが、
これはゲーム製作部(仮)の人たちの
お話であって、ゲーム製作部の人たちの
お話ではありません。
そこんところをちゃんと押さえておきましょう。
簡略化してストーリーを説明すると、
不良(笑)の頂点目指す主人公が成り行きで
ゲーム製作部(仮)という、ゲーム製作部なのに
なぜか女の子ばかりの
羨ましすぎる部活に入ることになってしまい、
そこで謎の属性を持った部員達と
特にゲーム製作部らしいことをするわけでもなく
ハチャメチャでキャッキャウフフな毎日を
送るドタバタラブ?コメディー。
この設定の通り、
目新しいものは何もありません。
ストーリーも特にありません。
なので、ギャグを楽しむアニメでしょう。
なぜかシリアスな雰囲気になる時もありますが、
本当にストーリーは特にありません。
部活ものの話だからといって
ゲーム製作を本気でするわけでもなく、
大会などに出場するわけでもなく、
属性だからといって、
皆超能力を持ってるわけではなく、
ただ単に砂が好きだから土属性とか
スタンガン使うから雷属性とか
その程度です(笑)
そして主人公が不良の頂点を
目指しているからといって、
喧嘩をするわけでもなく
(たまにそれっぽいことする)
ヤバイ事件を起こすわけでもなく、
ただただほぼ平穏に毎日が
面白可笑しく過ぎ去っていく感じです。
なので、本気のゲーム製作が見たいっ!とか、
不良さながらの熱い喧嘩が見たいっ!とかは
期待しないように。これはギャグアニメです。
そして、ギャグアニメなので
キャラの面白さやギャグのテンポやについて
主にレビューしたいと思います。
まず、キャラについて。
メインのキャラクター達、
結構キャラが濃いです。
主人公、不良ですが全く不良ではありません。
ただのいい人です。そして、ツッコミ役です。
どこかのメガネ並みにツッコミます。
久しぶりに小西さんが主人公のアニメを見ました。
メインヒロインには、ロリで火属性で
闇属性な花澤さん演じるキャラと
弾力性のある豊満な巨乳属性と若干の
闇属性を持つ伊藤静さん演じるツンデレが二人。
メインも濃いですが、それ以上に
サブキャラやモブキャラが濃い。
正直、メインキャラを食う勢い。
このアニメはモブの登場人数が多すぎるので
さすがに全員は説明出来ませんが、
私のお気に入りは人の殺気を感じとる事が
できる謎の親子。ちなみにモブです。
ショーン・コネコネ先生も名前の割りに
モブですが無駄に存在感がデカイ。
モブのキャラクターの濃さは見所。
ちなみに名前が名前だからって、
007要素は一つもありません。
インディにはかなり近いですけど。
テンポもいいのではないのでしょうか。
ただ、ラストの終わらせ方(笑)
唐突すぎて本当に最終回だったのか
確認しちゃったよ。それぐらい
あまりにも普通に終わります。
{netabare}タマちゃんも主人公に惚れたっぽかったけど
どうなんだろ?{/netabare}
ギャグの面白さは
人それぞれなので個人的な意見ですが、
爆笑はなく、クスッぐらいの程度。
{netabare}ただ、文化祭の時にゲーム製作部の
メイド姿を披露した時に、
メガネの子のメイド姿
主人公「お前メイド服似合わねぇな」
↓
男の娘のメイド姿(主人公は女だと思ってる)
主人公「なかなか似合ってるじゃあねぇか」
↓
男のメイド姿
「お前は着るなぁぁぁぁ!!」
この流れが良かった(笑){/netabare}
ギャグの面で言ってしまうと
自分はもう一回見たいなーとまでは
いきませんでした。
でも面白くないわけではないし
あくまで個人的なので気にせず。
作画はというと、とにかく安定しない(笑)
体のバランスはまだ大丈夫なのですが、
顔のバランスがたまにおかしくなります。
音楽は、OPも中毒性はあるものの
歌詞の語呂の悪さにちょっと(^^;
EDもあまり自分の中で心には残らないかな。
でも作曲がIOSYSだったのが一番びっくり。
夢喰いメリー以来久しぶりに見ました。
そんなことで、ギャグアニメだったこの作品。
暇潰しに見る作品と言ったところでしょう。
何も考えずギャグを楽しみましょう。
大事なことなので二回言いますが、
※これはギャグアニメです。
巨乳キャラが好きになったのは
高尾が久しぶりです。
正直、高尾があんなに可愛いとは(笑)
普段しっかりものの彼女のダメダメな私生活が語られるシーンが
あるのですが、悶え死にしそうでした。
ギャップ萌え最高。