暇刃 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いつ見ても面白い最高の日常アニメ!
※長いので読みたい方だけどうぞ!
※めんどくさいので1期・2期の感想をまとめて書きました笑
この作品を初めて見たのは13歳の頃。
当時は衝撃を覚え、見終わったあとも余韻が残りすぎてもう1周しようとしました。
(実際もう1周した気がしますが、記憶が曖昧です)
アニメにハマったキッカケはここです。
それからというもの多種多様のアニメを視聴し続けていますが、8年経った今改めてこの作品を視聴しました。
一言で言い表すなら「音楽と青春」です。
音楽が題材とされていて、軽音楽をしながら部活でお茶したり、キャラクターたちの日常が描かれています。
ただこの作品のすごいところは、些細な日常・会話でさえ全て魅力的かつ面白く描写されているのです。
一つ一つのシーンが印象に残り、「けいおんといったらこのシーンだよね」という一つの固定観念的なものがありません。
印象的なシーンが多すぎて、全て語り尽くせません。
ただ個人的に最も好きなシーンは、王道ですが{netabare}「澪ちゃんの縞パン」「DEATH DEVILの演奏」「最後の文化祭の演奏」「天使にふれたよ!」{/netabare}等です。
{netabare}澪ちゃんとあずにゃんの幻のビデオ{/netabare}も好きです笑
キャラクター1人1人の個性もしっかり立っていて、現実を忘れるほど感情移入してしまいます。
ちなみに一番好きなキャラは唯ちゃんです。13歳の頃はあずにゃん推しでした。
やはり歳をとると好みも変わるんですね。
作品名が「けいおん!」というだけあり、作内で様々な曲が流れます。
1曲1曲クオリティが高く、その中でも一番好きなのが「ふわふわ時間」です。
非常にキャッチーな曲かつ題名通りふわふわした印象で、個人的に唯ボーカルの方が好みです。
そしてなにより、OP・EDが完成されすぎている!
OPは唯ボーカルで、かなり明るい印象です。
10年前のアニメにしては真新しい雰囲気で、古さを感じさせません。
EDは澪ボーカルで、全体的にクールでカッコ良い印象。
本編のまったりゆるゆるした雰囲気から一転して、シリアスな空気になる落差。とても痺れる。
歌と映像も非常にマッチしていて、ハイセンスです。
最初はとにかく歌と映像を楽しんで、慣れてきたら細部まで注目し始めるとまた新しい楽しみ方ができると思います。
しかしまだまだ曲はある。弾は尽きない。それがけいおん。
キャラソンにも注目!
取り上げるとキリがないので1つだけ選ぶとするなら、憂ちゃんのキャラソン「Lovely Sister LOVE」です。
興味本位で聴いてみただけなんですが、歌詞が直球すぎてビックリしました。
{netabare}"好き好き大好きお姉ちゃん大好き、あなたの妹で私よかった"{/netabare}
あれ、憂ちゃんってこんなに{netabare}お姉ちゃんラブキャラ{/netabare}だっけ…?
U&Iとセットで聴いてみると…あとは想像にお任せします。
他にも語りたいことは沢山ありますが、「これほど面白い日常アニメはない」と断言します。
そもそも日常アニメという括りにしていいのか、というくらいメッセージ性が強い作品です。
見たことない人は、ぜひ見てみてください!