九十九 夜空 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「ヒッキー、マジ天才(微笑)」「途中の理論は崩壊しているのだけれど、結論だけ見れば合っているというのだから…頭が痛いわね」
ヒッキー、ヒキタニくんこと比企谷八幡は主人公である。
彼は捻くれている。だがしかし、その意見には納得せざるを得ない。『ぼっち至高主義』。彼が唱える理想であり真実である。
ぼっちというのは、受け身ではなく積極的に1人になろうとする孤高の存在。孤高という言葉は、『ひとりかけはなれて高い境地にいること』と言う意味がある。つまり、ぼっち=レベル高い という公式が成り立つのである。
なんてことをいいそうな彼は、迷っているのかもしれない。そして、それが何かわかりそうで、すべてはわからない。私自身もそんな状態だから、彼がそうなのだと感じるのかもしれない。『人生意気に感ず』それが否なのか、というようなことも当てはまるのではないだろうか。
閑話休題。
このアニメはハンパねぇよ、というのが最初に思った感想だね。
主人公と、彼を取り巻くその環境、人物の考え、心情、ギャグセンス、千葉愛?どれをとっても優秀で面白い!
steins;gateやAngel Beatsとか、コメディーとシリアスがうまく合わさってる作品とは別の意味でバランスがいいっていうのも小町的にポイント高いかも。
なんというか、彼らのやり取りを通して、高校生活がどうあるべきなのか考えさせられるし(現役高校生なので)、友達とか人間関係とか複雑な問題に対してどう向き合うかとかね。
現役学生の人たちには、絶対に観て欲しい。いや、そうでなくても観るべきだよ。( ・∀・)b
近々二期も放送されて、ますます複雑になる(はずの)このアニメ。原作の小説は朝読書の時間に読んでると、笑いを堪えるのが大変だぞ(笑)
とにかく観て欲しい、何か感じるところがあると思うから。