Ryuvay さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
作り手が伝えたいのは「友情」なのか「戦争の凄惨さ」なのか?
<放送前特番、及び第1話視聴、雑感>
実は昨日1期を見終わったばかり。
前作から8年、作画映像技術もそれなりに向上しているので、その技術を余すことなく使い、単なる週アニの枠を超える映像クォリティでした。たしかに劇場版並みの臨場感です。個人的には前作のときにあったCG部分と背景の違和感がまったくありませんでした。
前作からの対比もあってか、1話開始数秒でその映像クォリティだけで軽く鳥肌が立ちました!こんなアニメに出会えたのは本当に初めてです。
主人公もとても好印象を持てる快活な性格ですし、OPだけにしても各キャラに対したくさんの伏線を感じました。
1話だけで言えば、前作の予備知識があるので、前作とは違って話の展開もすぐに飲み込めて引き込まれました。
前作のキャラも何人か登場するということもあり、今後の展開に注目・期待いっぱいです。
<全部観終わって(ひと晩イッキ鑑賞!>
話の流れは前作とおおまかには変わらない感じがする。
ただ、この物語に萌え要素は不要かと・・・。
もう少し硬派な感じが欲しかったかなと。
音楽は「黒石ひとみ」さんが担当しているだけあって、なんというか、キレイです。イメージ的にはコードーギアスと同じ感じ。まぁ、コードギアスと似たようなコンセプトもこれにはあるのでその辺のマッチ具合はよかったです。
ただ、前作と同じく個人的に必要だと思う「戦争の凄惨さ」というものはほとんど表現していません。萌えをプッシュするなら、そっちも表現できればギャップがあって面白い・・・・とも思ってたんですけどね。それが無いから終わった時の「良かったよぉ~!!!」ってあまり思えない。あのキャラもあっさり精神的に立ち直ってるし・・・。
友情を語っているにしても・・・ねぇ、あっさりしてるしなぁ。
ラストの泣きの部分はかなり音楽に救われている感じでした。