「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟(アニメ映画)」

総合得点
79.8
感想・評価
1477
棚に入れた
8750
ランキング
488
★★★★☆ 3.8 (1477)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

karinchaco さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ファンのための映画。でも、これ作るなら、3期はよ。

大ヒットラノベ原作のアニメの映画化作品。

第3期がこないなと思ったところの映画化です。ちょうど劇場公開の時期はスピンオフの超電磁砲2期の放送直前、かつこの映画に連動したゲームも発売されたということで角川グループお得意のメディアミックス戦略の中核をなす作品です。
シナリオは原作者原案ということですが、私的にはあまり評価するポイントがないなという印象です。すでに原作ははるか先まで描かれている上に、時系列的にもすでにスピンオフやショートストーリーが連発されている中で書き下ろすというのはすごくハードルが高かったんだと思います。それを、一本の映画にまとめたという意味では評価に値するとは思うのですが、無理やり感が出過ぎてて正直微妙だと感じました。
むしろ、今まで登場したキャラクターが総出演し、それぞれに必ず一つずつは見せ場を作ったということを考えるとファンムービーとして気軽に見るのが正しい観かたなのかもしれませんね。

音楽面については、この作品のゲストヒロインのアリサがシンガーソングライターという設定で劇中でも歌う場面も多いことから若手で自身がメインヒロインを担当したアクセルワールドでもEDを担当したことのある三澤紗千香さんを起用。アリサの対になるキャラクター{netabare}で終盤でアリサとはもともと一人の人物だったことが明かされた{/netabare}シャットアウラには日笠陽子さんを起用。歌唱力も意識したキャスティングだったことが窺えます。
まあ、シンガーソングライターを名乗っていながらそれっぽくない歌が多かったような気がしたのはご愛嬌です。

シナリオ的には微妙な部分もありますが、ファンムービーとしては充分なクオリティだったと思います。ただ、これ作るなら3期を作ってよ。と思いましたけど。

投稿 : 2015/02/13
閲覧 : 246
サンキュー:

13

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