桜 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
何もまちがっていなかった。
原作は未読です。
史上最高クラスに捻くれた高校生比企谷八幡が主人公のちょっと変わった話。
どうしても「僕は友達が少ない」と比較されがちではあるかと思うのですが、本当に友達が少ない人っていうのはこうであるべきなんだという姿を見せつけてくれました。小鷹と違って八幡は大分性格に難があるので、自分にはない所謂「キラキラした青春」を様々な切り口から否定していくのですが、{netabare} 最終話で雪乃が言っていたように{/netabare}何故か妙に説得力があって、本当に個性の強いキャラだと思いました。
没個性的な主人公で溢れるラブコメというジャンルでは尚更目立ちます。
とは言うもののこの作品もやはりラブコメなわけで、{netabare} 一期で「奉仕部」に生まれた関係性がどのように恋愛へと発展していくのかも含めて {/netabare}二期が楽しみです。
「僕は友達が少ない」のOPは複数のヒロインで歌うアニソンらしいアニソンですが、この作品はやなぎなぎさんの「ユキトキ」という曲がOP曲です。
初めは「ラノベ原作のラブコメ」としては綺麗すぎる歌なんじゃないかと思っていましたが、観終わってからはこの作品の主題歌はこういう曲が相応しいと思えました。
二期では主人公の捻くれた性格がどのように変わっていくのかな。
あの「奉仕部」という環境は間違いなくそれまでの主人公には無かったものなわけで、主人公が環境の変化によって自分を変えるのか、{netabare} それとも信条通り「新世界の神」になってしまうのか、{/netabare}期待です。