29号 さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
見た事ある感が半端ない作品
ゲームクリエイター「タカヒロ氏」脚本のタカヒロIVプロジェクト第4弾の作品のようです。
ちなみに
第1弾(ゲーム)
少女たちは広野を目指す
第2弾(アニメ)
アカメが斬る
第3弾(小説)
鷲尾須美は勇者である
こんな感じのようです。
第3弾の2年後の世界が今回の結城友奈は勇者であるの舞台のようです。
監督、脚本は蒼き鋼のアルペジオと同じ岸誠二氏と上江洲誠氏。
アニメーション制作はストライクウィッチーズや咲-Sakiを手掛けたGONZOのスタッフが独立して作ったStudio五組。
全12話。
前置きが長くなりましたのでざっくり感想を…。
この作品は他の方のレビューを読んで視聴をしましたが、レビューを読まずに視聴していたら確実に1話の開始5分せずに視聴を辞めていたと思います。
脱力系のユルフワアニメと思っていましたが、とんでもないです。
内容は魔法少…新世紀エヴ…のパロディっすか?ってツッコミたくなる世界観や設定。
見たことがある感が半端ないです。
作画は比較的きれいで色鮮やかな世界観は良いんですが、戦闘シーンもありがちな展開で同じパターンですし、日常パート(特に会話)などが激しく面白くないです。
1〜7話までは同じような展開で何にも変化がありません。
8話でようやく物語が動き始めますが、その時には正直なところ飽きてます。
もう少し早い段階で物語を転じていればもっと幅が広がったでしょうに…8話以降の感じは凄く好みだっただけにそこは本当にもったいないです。
ラストも色々と評価が分かれる展開ですね。
時間に余裕があれば視聴をしていいと思いますが、他の方にオススメ出来る作品とは言い難いと言うのが本音です。
最後にタイトルに勇者という単語が入るせいで少し偏見が生まれるのでは?と強く感じました。
勇者である必要はないですよね…。