「妄想科学シリーズ ワンダバスタイル(TVアニメ動画)」

総合得点
60.9
感想・評価
27
棚に入れた
137
ランキング
5684
★★★★☆ 3.4 (27)
物語
3.3
作画
3.3
声優
3.7
音楽
3.3
キャラ
3.6

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ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
 原作:六月十三

 監督:高本宣弘
 シリーズ構成:六月十三
 キャラクタ原案:ごとP
 キャラクタデザイン:原将治
 制作:TNK

 OP:「The IJIN-DEN 天才の法則」
     by みっくすJUICE

 ED:「MOON de GO!GO!」
     by みっくすJUICE
{/netabare}
■感想

 元童謡歌手、元演歌歌手、元フォーク歌手、元ロック歌手の4人、本人達は今も現役のつもりかもしれないが、鳴かず飛ばずでバイトに明け暮れる毎日を過ごしていたが、金髪アフロのマネージャーにスカウトされ、アイドルグループ「みっくすJUICE」を結成する。

 薄暗い部屋で「きくちゃん」に対して、白衣の少年はあることを語り始める。少年曰く、「人類はまだあそこに到達していない」「あそこにに旗は立っていない」らしい。台詞とリアクションが噛み合わない「きくちゃん」とは一体?そして真しやかに語り継がれる都市伝説を口にする少年とは一体?

 第1話のOP直前に短いオムニバス形式で始まる二つの物語が、強引ではあるがラストでリンクする。それ自体は良いのだが・・・色々と突っ込みはじめても、全ては妄想科学なる謎のキーワードで解決されるので空しい。つまりは、終始そういう展開のコメディと言うこと。2015冬期放送の暗殺教室にも感じたが、色々と説明を省略したまま展開する作品だった。

 妄想科学考証なるポストに仰々しい組織が名を連ねていたが、妄想科学が良くわからない以上、何に考証する必要があるのかも良くわからない。

 本作品で度々登場する「ワンダバ」に関しては殆ど理解できなかった。私の中では「ワンダバ」と言えば、帰ってきたあん畜生だ、多分。レコードでも聴いた記憶はあるが、歌詞をしっかり覚えておくべきだった。MACだかTACだか警備隊の名前が出てくるので、そこで明確になる筈だったのに。でもOPイントロの映像は影絵を演出しているし、検索するとシリーズでって書いてあるし。因みにOP/EDの作曲はかまやつひろしが担当している。

 キャストのアイドルの4人は中原麻衣、植田佳奈、斎藤千和、森永理科、アイドル路線で売ろうとしていたかのような雰囲気もある。

 正直、それほど面白くも無い、作画も雑な部分を感じた話を、「ワンダバ」という響きに感じるノリのよさのように、勢いだけで収束させようとしているとさえ感じた微妙な作品だった。最後は少しシンミリする結末になるのかと思えたが、やはりコメディだったという落ち着き方で、どういう趣味の方のお奨めすべきか想像は出来ない。

■蛇足{netabare}
 絵も小物のデザインも話も雑に感じた。
{/netabare}

投稿 : 2015/02/06
閲覧 : 443
サンキュー:

21

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