底辺生活者 さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:今観てる
主役のトラウマ欝ループだけでもおなかいっぱいだったのに…次はヒロインが…
前半部まで傑作「音楽家アニメ」だと思ってたのだが、後半から違うと気がついて、がっかりしている。
「欝系アニメ」だったっぽくて…
私としては、素晴らしい演奏シーンと共に、主役とヒロインの音楽家としての活躍と成長を明るく見ていくアニメを見たかった。
{netabare}【ここが好きだった】
◆「公生」と「かをり」の演奏、素晴らしかった。
【ここが好きになれなかった】
◆「トラウマで演奏中断」ネタがくどい。
初回は理解して受け入れてたけど、公式の演奏会で、お母さんのことを思い出して、「音が聞こえない!」のネタを二回目に見たときは、「そのネタ、またやるのか」と、思って少しがっかりした。公生には、心療内科にでも相談に行ってくれとも思った。
こういう《私は悩みがあります、私は不幸です系のアニメ》は、面白い人には面白いと思いますが、私個人には合わないと思った。
人間だから悩むのは結構ですが、子供時代、親からスパルタを受けたとか、子供時代に親が病死したとか、そういう人生を歩みながら戦ってる人は少数派というわけではないと思う。
トラウマや悩みがあるからと、公生が演奏中に2回以上も「自分探し」をやるのは、私個人はあまり良いと思えなかった。
というか、2回以上されると面白くない。
◆過去に囚われ過ぎ
お母さんのトラウマエピをやり続けてるだけでも「おなかいっぱい」と思ってたのに、次の週は子供時代の回想エピに入ってしまって、呆れた。過去に囚われすぎのアニメだなあと思った。
◆「公生」と「かをり」がタッグを組んで、音楽家としてもっと成長、活躍するシーンが見れると思ってたのに、違った…
・過去に囚われているサッパリしないエピがただでさえ多い中、次は、「かをりが不治の病です」みたいなエピを持って来られてしまい、ますますついていけなくなってしまった。
お母さんのせいで演奏中断、次は「かをり」が病気で棄権。ちっともおちついて「かをり」とペアで素晴らしい演奏会やってくれないから、私の期待から外れてしまった。
・この主人公は、お母さんのことで弾けなくて、次は「かをり」を思い出して弾けない…とか一生やってるのかな?と思ってしまった。
【病死エピは、使い古されてる】
私は原作読んでないので最終回がどうなるか知らないが…「ヒロイン病死エンド感動系」は私の趣味ではない。陳腐だから。ありがちネタだから。{/netabare}