底辺生活者 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
『精神論』アニメ。やはり【少女革命ウテナ】の監督作品は違う!単なる『ユリ』ではない。
これを、「ユリですか~wwwあ~、ダメダメ!序盤で視聴断念しま~す!」「ユリ?あと、わけわかんないから、1話で中断しま~す!」と軽く判断して視聴を止めてしまうと、損すると思う。
(でも視聴中断して離れていくのは個人の勝手なので止められないのは言うまでもないですが。)
頭の悪い私はよく把握できてないのですが、かなり哲学的というか、精神論的内容だと思ってます。
----------以下、薀蓄
【三毛別羆事件】
日本で大正4年に実際に起きた「三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)」を元にした、【羆嵐】という小説があります。主役のマタギは、山岡銀四郎という設定になっています。
その三毛別羆事件の加害熊は、体長2m70cm、体重340kgの巨熊だったそうです。「三毛別羆事件」で画像を検索すると、とんでもないモノを見ることになります。
この恐ろしい怪物が、大正4年の冬に、何故か冬眠もせず、北海道開拓民を襲いまくりました。(史実)
そして、この加害羆は、女の肉を好んで食べたそうです。
そう、『ユリ熊』だったんですね(;´∀`)
たぶん、最初に食べたのが女の肉だったので、それが気に入って、女の匂いを辿って、女ばかり狙うようになったらしい。
◆この『ユリ熊嵐』で、{netabare}熊の銀子が、女の子達を見て「でりしゃすめる、がうがう」{/netabare}
◆主役の銀子の「銀」は、【羆嵐】の片岡銀四郎の「銀」をとったのだと思う。
【羆嵐】を少しだけヒントにしてるんですね^^
しかし、【羆嵐】では、銀四郎は「マタギ、ハンター」。
{netabare}アニメの中で、ハンター(人間)は紅羽(くれは)なのだが…なぜ、紅羽に「銀」をつけなかったのか?それは私にはわからない。{/netabare}
ひょっとしたら、獲物は「人間」であり、本当のハンターは『銀子』=「熊」達なのかも?