うらキング さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
はんなりとは行きません。
だってOPから
面白くない世の中、
面白くすればいいじゃん!
とか唄っちゃうくらいだし
はんなりとは行きません(2回目)
京都を舞台に
主人公の矢三郎率いる狸の下鴨一家。
相対する夷川一家。(狸)
矢三郎が身の回りの世話をしている
天狗の赤玉先生。
その弟子(?)である弁天さま(人間)
その弁天さまが所属する金曜倶楽部、
金曜倶楽部は忘年会に狸鍋を食べる。
人間と天狗と狸の織り成す物語。
難しい話ではないです。
『狸の一番を決める。』
『狸鍋を食べようとする。』
それだけ。
基本的には
面白おかしく話が進んでいきます。
でも、ギャグアニメではなく・・・
喜劇って感じ?なのかな(自信無し)
バカではなく阿呆です。
と、あるシーンで
矢三郎が {netabare}女子高生に変化し
プカリと煙草を吸ったりします。{/netabare}
狸の為せる技です。
傾くのとも違う気がしますけど
どこかこう・・・
世間の常識の範囲から少し外れて
面白がっている感じ。
しかし、
ただの阿呆話ではありません。
そこには家族の愛情であったり
淡い恋心だったり下心だったり
向上心だったり独占欲だったり
割とヒューマンドラマ的な
要素が多かったりするような。
(・・・狸と天狗ですが)
あ!そうそう!
ブチ切れた赤玉先生は最高です!
{netabare}扇子で京都中を吹き飛ばします!{/netabare}
観ていて笑いが止まりません。
そんな訳ですので、やはり…
はんなりとは行きません(3回目)
ただ、
グッと画面に引き込まれながら
緊張感を持っての視聴
と言う感じではなく
観る側ははんなりとしてられるので
眠くなる事があるかも知れません。
面白きことは良きことなり。
個人的にはとてもオススメです。