底辺生活者 さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
糞アニメ
【長 所】は、『背景や建物が、とても美しい』
…というだけだった。
制作会社が欧州に行って、資料を集めてきたのかと思った。それ以外は、私にとって短所しかないアニメだった…。
【短 所】
{netabare}◆背景が完璧なドイツ風(?)で美しいのに、全登場人物の脳内国籍が完全な日本人。
「青山さん」「ワカメの味噌汁」「英語の試験勉強しなきゃ!」「土鍋料理」とか言ってて、彼女達の名前が「チノ」「リゼ」「シャロ」など、西洋風になっている意味もわからなかった。
完璧なドイツ風の建物や背景と彼女達の脳内国籍や会話とマッチしてなかった。
◆黒ウサギが上から落ちてきて、食べ物をグチャグチャにするシーンが2回
これを見て、視聴者達に、「笑え!」と、制作サイドは言ってたようだが、全然笑えなかった。
1回目は綺麗に作った卵焼きが地面に落ちてグチャグチャになる絵を見せられ、2回目は綺麗に作ったクレープがグチャグチャになる絵を見せられ…
◆ココアが暗算が天才レベルという設定が全然活かされず…ほんまバカみてえなアニメ
第1~2話あたりで、「ココアが暗算が天才レベル」ということが明らかになるが、ココアの暗算が次に活躍したのが、なんと最終話…
『第二期』で活かされるのかねえ…
◆全員でカフェをすっぽかすエピがすごく多い
ココア、チノ、リゼの3人で、昼間はカフェをきりもりしてるのだが、
なぜか、昼間にこの3人がカフェすっぽかして全員外出してしまうエピが多い。
それを見るたび、「お前ら、全員で外に出てきちゃって、カフェどうなってんだよ?」と思ってしまう。
『これはアニメだ!』というのはわかるけど、そう思ってしまう (- -;)
お父さんに、カフェを任せて出てきてるとも考えられるが、お父さんは、カフェを夜、パブ(居酒屋?)にして働いてるので、昼間もお父さんを働かすとかかわいそう…。
◆シャロがコーヒーを無理やり飲まされるエピがおかしい
シャロはコーヒーを飲むと、酔ってしまうという体質があるのだが、「うちのカフェの飲み物は、コーヒーしかないから」という無理やりな設定でシャロにコーヒーを飲ませている。
しかし、そのカフェにはパスタなどもメニューにあり、夜は居酒屋にしているカフェに、「飲み物メニューはコーヒーしかありませんから」など、ありえなさすぎる。
カフェなのに、紅茶も無いのか?
しかし物語の後半部で、このカフェには、『メニューにココアがある』ということが発覚する。
ほんとに、場当たり的、いい加減な設定。「アニメだから」と理由をつけても「どうだろう」と思ってしまう。
◆ジグソーパズルのエピが、完全に破綻してる
ココアが、チノが作ってる最中のジグソーパズルを勝手にほとんど完成させてしまい、チノが不愉快になってしまう。
「自力でやることに意義があるのに…」
と、言って。
お詫びとしてココアはチノに代わりのジグソーパズルを買ってくるのだが…
そのジグソーパズルのピース数が、8000ピース!
ピース数が多すぎ。
だったら、そのパズルを返却し返金してもらえばいいだけだと思うのに、やっぱりそれをしないアホアニメ。
ようするに、『ロリ女子を一箇所に集めて、パズルを組み立てる画像を、アニオタお兄ちゃんたちに見せたいだけ』なのだな、という感じ…
で、「自分で組み立てることに意味がある」と言っていたのに、何故か、友達を全員集めて、一晩で完成させようとする。
ツッコミたいのだが、別に一晩で全部組み立てず、地道に少しずつチノが一人で組み立てていけばいいだけだと思った。
◆リゼのキャラ設定の意味がいまいちわからない…
リゼが軍人気質かと思えば、乙女キャラも持ってて…なんだか、この適当なキャラ設定の意味がわからない。
ストーリーをなんとかひねりだすためだけに、色々無理があるキャラ設定をしたようにしか見えなかった。
しかも、こんな平和な世界に住んでいるというのに、なんでピストル常備で常にピリピリしてるのかも理解できなかった。
第1話、カフェの中でピストルをバンバンと発砲していたが…全然笑えなかった。
◆シャロのキャラ設定もめちゃくちゃ
レズだったり、ツンデレだったり、貧乏コンプレックスだったり…
これも、無理やりエピを発生させるために作ったようなキャラ設定で、見ていて、違和感だらけだった。
◆バドミントンのエピ
・「パトリオットサーブ!」←全然面白いと思えなかった。
というか、バドミントンの回、全てが寒かった。{/netabare}
全然「ほっこりする」とか「笑える!」と思うシーンがなかった…とにかく、私個人のセンスと合わなかったという話。