底辺生活者 さんの感想・評価
1.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
背景にハングル文字が入ってる問題
・wikiの「アニメ制作の国際分業化」に詳細がありますね。
1970年代から中国、韓国に発注してて、最近は韓国に発注するのは減ってるらしい。
・言わなくても、私以上に皆はわかってることだと思うんだけど…人件費が安く済むから海外に発注するからこうなるというか…アニメ産業全体に「抱えている問題」があるのでこうなるのだと思う。
(ちなみにさんざん安い賃金で発注しといて、中国韓国で日本の画風に似たアニメを見かけると「日本の作画技術を盗まれた」とか言うのもおかしい。だったらはじめから発注しなければいいことなので。)
ちゃんと細かい部分までわかるような背景資料を下請けに渡すとかしてたのかな?意思の疎通がきちんとできてたのかな?って、それも疑問。
日本人だって海外の店の中の細かい部分まで、文字入りで全部描けとか言われたら困るに決まっている。海外の方々がおかしな日本語を書くように、日本人も意味もわからずおかしな英語や外国語を使うのと同じことが起きる。
下請けを東南アジア中心にしたって、いずれ似たようなことが起きるだけだと思う。背景がタイ、フィリピン語とか。タイ語フィリピン語は背景に入っていいのにハングルはダメと言い出すと矛盾意見になる。
・海外どうこう以前に日本の会社同士でもそうなのだが…絵描きや下請けは酷い扱いを受けている。
言わなくても誰もわかってることなんだけど「労働問題」ってことになっちゃうんだけど…
絵の仕事をやればわかるが、恐ろしく大変な割には給料が安い。特にアニメーターは…
絵の仕事、やればわかるが…クライアントから値切られたり、クライアントから電話がしつこくかかってきて約束してた締め切りを何日も前にずらされたり、しかもその電話やりとりで作業時間が30分も減らされたりメチャクチャ。(他の業界もそんなことざらにあるのかもしれんけど。)
まともに背景を描いたことがある人たちはわかると思うが、割に合わない。
イラスト専門学校の求人欄を見たら『背景担当』月収9万、社会保障無し。今もその待遇は変わらないはず。就職課から「絵で月9万もらえるだけでもありがたいと思いなさい」と言われる。
下請けやプロ絵師らが「マトモにやってられねえ」となる気持ちは、日本人でも、日本以外の方々でも変わらないはず。「まともにやってらんねえよ」と思った労働者がどういう仕事をするか?想像しやすいと思う。
「日本人は真面目だから全部日本人がやろうぜ!」←日本に過労死や欝や自殺が多いのを間接的に褒めてさらにそれを推進してるようなモン。
昔から中国韓国に発注してたのだから、「純日本製アニメ」とかそもそも少ないと思う。そんなにピカピカの純日本産にこだわるなら、安月給で社会保障なしの日本人アニメーターを血ヘド吐かせてこき使うしかない。従順でストライキもしないクソ真面目な日本人労働者たちを。
一番の問題は絵関係の仕事が給料が安い、社会保障ナシ、長時間労働っていう状況をどうにかできないのかということだと思う。テレビに載せられるほどのスゴイ絵を描くなんて誰でもできる仕事じゃないのに。
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※私は絵描きの苦労は知っているが、視聴者としてこのアニメ(特にストーリー)が好きかどうかは別問題として批評している。
※私は背景にハングル文字が入ってたのは視聴中に気が付きませんでした。なのでハングル文字が入ってたから低評価にしたのではありません。
【このアニメ、ここが嫌い】
・必要以上にわざとらしくエロ顔で食べさせる描写
・第3話が、ひたすら食べてるだけで気持ち悪かった。
・「きりん」…しぐさやしゃべり方がわざとらしい。
・エプロン着ないで、意地で制服で調理させるのって、やっぱり、ロリコン狙い?
・キャラたちが、ロリコン視聴者に媚びてるみたいに、やたらカメラ目線になる。
【食べ物が浮いて見える】
・なんか、食べ物だけ浮いて見える…。なんでだろう?
顔がディフォルメしまくった萌え絵なのに、食べ物だけ、めっちゃリアル風に描かれてるので、『人物の顔と、食べ物の絵がマッチしてない』ように見えたのかも。