「魔法使いTai!(OVA)」

総合得点
67.6
感想・評価
43
棚に入れた
276
ランキング
2401
★★★★☆ 3.7 (43)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自分を信じて生きていけばいいさと君は胸に誓う

謎の物体ツリガネが地球に飛来。
防衛軍が出動するが、なす術もなくやられる。
→兵器だけ消す光線で人的被害は無し。
その後ツリガネは特に攻め込む姿勢も見せず調査を続け、地球側は警戒を続けてる状態。
そんなときある高校の魔法クラブがツリガネをやっつけようとして…。


ARIAを担当したサトジュン監督作品ということで視聴。
いくらでもシリアスな展開にできそうな設定だけど、あくまで不思議要素ありのラブコメ。
この少し古い絵柄とギャグのノリ…嫌いじゃない、むしろ好きかも。
OP「背伸びをして Follow You」もまさに90年代って感じが出ていてよかった。


魔法クラブのメンバー5人もみんな魅力的
主人公さえと親友七香は灯里と藍華に雰囲気似てる
小悪魔な雰囲気漂う愛川はけっこう好きなタイプのキャラ

魔法の杖を発見し
魔法クラブを設立した妄想マスターこと高倉部長

部長に惚れてる男色イケメンの油壺先輩。七香は先輩のことが好きだけど…イケメンでホモってのは罪作りだなあ
{netabare}

七香の告白シーンでずっと彼女の顔を映して表情の変化を描いたのは告白の緊張感が伝わってきて良い演出だと思った。
{/netabare}

ルックスの魔法使いらしさは
後輩の愛川と油壺先輩が2トップ

魔法の力は
さえと愛川が強いみたい


そして監督が監督だからか
やはりどこか惹かれる作りになっている。
コメディー的でありながらも、恋心の変遷が魔法を通じてわかりやすく描かれているからかな。
自分を信じる力、誰かを想う強い気持ちが奇跡の魔法に繋がる。
根幹に見えるそういうテーマが自分好みだった。




ネタとしてのエロと本気のエロ
{netabare}
この作品の特徴でもある
ギャグのためのエロ
ネタっぽいBL(実は割と気持ちはガチ?みたいだけど)

高倉部長が妄想ワールドに突っ走ったり 鼻血だしたり、それくらいのノリがほどよいのかも

エロと言うよりは「お色気」って表現のほうが合ってるかな


最近のアニメは
エロのためのエロだから
身体の描写もすごいリアル
それは良くもあり悪くもある

エロい要素が嫌いな男なんてこの世にはいないだろうけど、アニメ観てて別にエロを求めてないときにそういうの入れて来られると
「おいおい、そういうので釣ってるようじゃあ先が思いやられるぜ?(でも凝視)」となる。

作品に不必要なシーン・描写だと露骨に浮いてしまう。
だから変にならないよう
みんな温泉へ行く流れになるんだろうけど。


その点、しずかちゃんのお風呂シーンのようにギャグやネタとしてやられるぶんには自然と観られるし、お色気シーンが多くてもあまり不快感はない。
キルラキルもそんな感じだった。
深夜アニメがより広く受け入れられるには昭和的なノリのエロを改めて活用したほうが健全でいいのかもしれない。とそんなことを思った


ちなみに
ToLOVEるはガチでエロいけどギャグなエロ描写で 様式美というかなんかもう別次元の神の領域に向かいつつあって凄い!迂闊にコンビニでは立ち読みできない。

{/netabare}

投稿 : 2015/02/28
閲覧 : 363
サンキュー:

4

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