ようす さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
戦うのは、守りたいもののために…。
なのは(無印)→ A’sと来て、
StrikerSはなのはシリーズの3期にあたります。
なので、先に1期と2期を視聴してくださいね。
1期・2期は小学3年生のなのは達が魔法少女として戦うお話でしたが、
3期はその10年後という設定のため、すっかり大人の女性です。
ロリ要素は少なくなっているので、そこ目的の人には悲しいですね(笑)
全26話と、今までより話数も長くなっています。
● ストーリー
なのは、フェイト、はやて達は時空管理局に所属し、
一流の魔導士として活躍していた。
はやてが設立した時空管理局の新部隊『機動六課』。
その部隊の前線フォワード部隊に所属することになった
新人4名をなのは達が指導しながら、
新たなロストロギア”レリック事件”を追っていく。
キャッチコピーは「魔法少女、育てます。」
2期の10年後ということで、世界観ががらりと変わっています。
今までの王道な”魔法少女”という印象はなくなっています。
魔法の杖はローラースケートやピストルのような形のものも出てくるし、
全体的に魔法というより、近代科学的な印象です。
ロリコンじゃないし。普通、というかなんかセクシーだし。笑
変身シーンもあり(回数は激減)、
作画にも気合が感じられるのはいいのですが、
大人ななのは&フェイトが変身するシーンを見ると
いけないものを見てしまったような罪悪感を感じるw
大人なボディだから直視するのはこっちが照れました(笑)
そもそも20歳の女性を”少女”と呼ぶことに無理があるのでは…。
え?人はいつまでも少年少女だって?ww
ストーリーは複雑になりました。
何言ってるのかわからない会話も増え、
「いつかわかるだろう。」と全部聞き流したまま終わってしまいましたww
途中からは悪い意味で1話が長く感じ、惰性で観ていました。
ラスト2話はこれまで通り楽しめたのですが、
そこまでの道のりが残念でした^^;
● 面白くなかった理由を考える
【 理由①:キャラ 】
今までと比べてキャラが豊富です。
しかし、キャラは多ければ良い、というものではないのは承知の通りで。
振り返るとナンバーズという敵がいらなかった。(←個人的見解)
名前も顔も能力も全然覚えられなかったし、
戦うところの見どころもなかったし…^^;
【 理由②:戦う目的 】
今までは戦う側にも理由があり、やるせない戦いが多く、
そこがなのはシリーズの魅力であると思っていましたが、
今回は悪役が徹底的に腐った悪役に徹しており、
ただの対立でしかありませんでした。
なのはシリーズのいいところがなくなってしまったみたいだ、と
がっかりしていました。
● キャラクター
上でも述べたとおり、今回はキャラがやたらと多かったです。
新キャラも多く、もっと磨けばいいキャラになっただろう…という
残念なキャラもいました。
(この子たちは続編での活躍に期待かな?)
もうちょっと厳選してほしかったな。
その中で特筆すべきは、前線フォワード部隊でしょうか。
個人的なお気に入りは、魔法少年・エリオくんです。
ちゃんとロリ少年の存在を残すとは、
制作側もわかってるじゃないか(*´Д`)と賞賛ですww
男の子はさ、半ズボンが似合う年頃には半ズボンをはくべきよ。(持論)
● 音楽
【 前半OP「SECRET AMBITION」
後半OP「MASSIVE WONDERS」/水樹奈々(作中ではフェイト役) 】
1期2期に続き、奈々様の歌声が相変わらず素敵!
EDは今回もなのは役の田村ゆかりさんが歌っています。
● まとめ
ちょっと今回は期待外れ…と思ってましたが、
ラストはさすがの盛り上がりでした。
あれこれ詰め込むのではなく、いいところをきっちりと見せてくれたら
高評価になっただろうになーという残念な印象でした。
最終話EDのキャラたちのその後は楽しかった^^
4期「リリカルなのはViVid」の制作も決定しているので、
そちらには期待しています♪