N0TT0N さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
飴と鞭。
まず、自分がロボ系にあまり興味を示さないタイプだということを言っておきます。
とはいえ全く観ないわけでもなく、キャラデ、設定なんかによっては観ることもあります。
で、このアルドノア・ゼロは事前情報なしで、たまたま見かけたレンタルのパッケージに魅かれて手に取り、キャラデが好み、背景が日常風景っぽかったという理由で見始めることにしました。
上のような理由もあってわりとフラットな、期待値50%くらいの気持ちで視聴を開始したわけですが、最初の3話で‥
なんだこれ?!
めっちゃタイプなんですが?!
「音響さん。
オレのこの盛り上がった気持ちにもなんかいい感じのSEを付けてくれ。」
くらいテンション上がりましたw
ポイントは進撃の巨人並みの絶望的なほどの劣勢と、それを打開する方法論にあると思います。
なのに中盤‥
なんでしょう‥あの頃のオレ。。
こういう戦闘もので1番見たくないのが奇跡と慢心ですよ。
主人公のいなほは相変わらず冷静に認識、分析、決断、実行を的確に行っていて素晴らしいんだけど、敵さんが‥慢心という名の死亡フラグたてまくっていて、なんというか‥
「音響さん‥‥
オレのこの煮え切らない気持ちに‥なんか煮え切らない感じのSEを付けてくれ。」
くらいの気持ちになりました。
ところが終盤、結構どちらに転ぶか解らない一進一退の展開になるんです。
当初期待した地球側の絶望的な劣性は薄まり、頭脳戦の様相もしばし保留状態にはなったものの総力戦としての見応えと風雲急を告げる展開が興味を引きつけました。
なんなんでしょう。この飴と鞭。
「音響さん‥‥
なんだかんだ言って続きが気になります。」