退会済のユーザー さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
アバター<修正酷評>
SAOと製作が絡んでいる本作。世界設定もヴァーチャルワールドで戦うバトルもの。
最近のゲーム及びネットなどにおいて、アバターってありますよね。本作の主人公は容姿が悪く、腰抜けだけどゲームの腕だけは抜群。そこでこのアバター、ヴァーチャル世界なら、いつも見た目で萎縮してしまう自分を感じなくてすむ、なんて設定ですがアバターまでもポンコツロボット。種族だけはレアらしいのですが、レアな割には正直、カコワルイですw
仮にRPGゲームをプレイする際やはり見た目や技は重要ですし、本作は主人公の自分への否定意識を肯定にむける物語でもあるのです。そこでせめてもアバターだけは格好良くなくては、流石にキツイものがあります。冴えない野郎が地面を叩きながら「くそう」なんてシーンも結構あり、そんなシーンが多いのも特徴。またヒロイン(美人)に何故か好かれると言う謎設定でこれも腑に落ちない描写で留まっておりまする。
オンラインゲーム(仮想現実)がどれほど現実にリアリティーを及ぼすかにおいて、はさほど現実と変わらないと感じる。仮想の中では彼らは本当のリアルより真剣で、またリアルでも繋がりのある人間と一緒にプレイしていることは、すでにコミュニケーションの範疇に入る。
そこで主人公の劣等感。本作のエネルギーとして、この劣等感が能力の要になるのですが、やられて、悔しがって勝つと言う構図は見て取れてしまうもので楽しみづらい。友達への態度、劣等感の克服等々、肝心なシナリオがアクセルしすぎで描写不足じゃないか少年。
ならヒロインであった彼女目線の方が、仮想世界で目標を持っていたし、劣等感も主人公に負けない点、こちら視点で観た方が楽しめた気がします。