nk225 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『偽物語』最終話「つきひフェニックス」に登場した憑喪神の童女・斧乃木余接(おののきよつぎ)がメインに据えられている。
貝木泥舟の暗躍で、千石撫子の一件が解決した2月。
受験勉強に追い込みをかける阿良々木暦の体には
“見過ごすことのできない”変化が現れ始めていた。
これまでの報いとも言える、その変化とは!?
青春に、別れの言葉はつきものだ。
現代の怪異を描き、大ヒットした『化物語』のその後を描いた〈物語〉シリーズ・ファイナルシーズン終焉三部作の第一弾。話数表記およびサブタイトルは第体話「よつぎドール」となっている。
前作『恋物語』は1月から2月の頭にかけての時期だったが、本作はその後の2月中旬の時期になる。セカンドシーズンでは語り手は主にヒロインズが担当していたが、本作では再びファーストシーズンの主人公である阿良々木暦(あららぎこよみ)が担当する。本作では彼の身に異変が起こり、シリアスパートの比重が高くなっている。アニメ『偽物語』の完結後に初めて刊行された巻であり、アニメ化に関するネタが入っている。発売日は2012年9月26日で、「偽物語 アニメコンプリートガイドブック」と同時に発売された。
パッケージイラストにはUFOキャッチャーと余接が描かれている。小説のパッケージイラストに余接が描かれるのは今回が初。
本書の発売にあわせてアニメイトでは「『憑物語』発売記念グッズ同時購入キャンペーン」が実施された。9月26日から10月14日までの間に〈物語〉シリーズ関連の書籍と関連グッズを同時購入するとアニメ『化物語』か『偽物語』のイラストが描かれたポストカードがもらえるというもの。
オープニングテーマ
「オレンジミント」
エンディングテーマ
「border」