北山アキ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
姫が消えて面白くなった。けど、姫が復活したら・・・
1期の感想
http://www.anikore.jp/review/971245/
3話目(第15話)までの感想
資源を持つ側の現実主義を代表するのが軍人のイナホ。
持たざる側のルサンチマンと私怨を理想主義に昇華した反逆者のザーツ。
恋心のみを支えとするただの少年のスレイン。
第一期では、ほかの二人の存在感の前に霞むしかなかったスレインだが、
持ち前のロマンティシズムにザーツの理想主義を受け継ぐことで
ようやくメインキャラとしての姿を現した。
「世界を変える」という意思や恵まれない境遇とか
イナホより感情移入する要素が多いッス。
最後まで観て
{netabare} どうしてもアセイラム姫が好きになれない。
この人なんで火星人無視して、地球人好き過ぎなのか。
指導者としての資質も品性もあったもんじゃない。
2期の時点で軍事的に拮抗しているから和平が成り立つわけだが、
地球人に技術渡したら、それが崩れて、火星の未来はなくなる。
軍事的に直接支配できれば、アルドノアを買ってやる必要がなくなるからだ。
姫は地球の傀儡政権として自分の特権的地位を保全しただけにしか見えない。
火星のアルドノアがゼロになるというタイトル回収なのか。
前半は面白かったけど、最後の2話が胸クソ。
{/netabare}