アヤコ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
神としか言いようが無い
小学生の時にクラスメイトから薦められてしまい以来ドップリハマってしまった。
もし今このレビューを見てくれて、まどマギを見る参考にしてくれるとありがたい。
多分、鬱展開と微グロ展開、ホームベース絵やらが受け付けない方以外は、見た後『まどマギ、なかなか面白かったな』と思う事であろう!
私もそうだった。(外伝やら色々手ェ出すほどハマってしまった。)
なんてたって、ドレミちゃんやらプリキュアで育ってきて重い話も大好きな人がハマらないわけないじゃないですか!!!!
ちょっと逸れてしまうので、今からちゃんとレビューを書く。
知ってる方も多いであろう可愛らしい絵柄に似合わぬ3話からの怒涛の鬱展開。
まどマギで特筆すべき点が、なんとプリキュアやドレミちゃんなどの魔女っ子ものではド定番の流れ⬇︎
『ピンクの主人公が1話で妖精にアイテムもらって変身して魔法使う!そんで、黄色やら青やらが後から仲間になる!』
これ。
全く違うのよ~~これが!!!
なんてたって一話でまどかが魔法少女になるどころか、先輩は死ぬやら友達が先に魔法少女になっちゃうわで一向に魔法少女にならないんです。
つーか最終話まで魔法少女になりませんでした。クー!!!!
そんで可愛らしいキャラクターデザイン。
最高。神。
何も言わずとも可愛いからね。
顔面ホームベースとか言う奴!!!
わからんでもないが慣れたら問題ない!!!
魔法少女服のデザインが秀逸。
ストーリーやキャラの性格にも充分馴染んで違和感を感じない。
キャラクターデザインを見て雰囲気が伝わってくるよね!!ねっ!!!
ちなみに武器とかのデザインも凝っててギミックとかの設定もかっちょいいから設定画見た方がええで。
そして魔法少女の敵である魔女。
そいつらのキャラクターデザインはシャフトではなく、劇団イヌカレーという人がデザインしています。
これがとてもまどマギの世界観、梶原由紀さんの音楽にベストマッチなんや!!!
さいっこうにええで!!!
ストーリーの点について。
まず、話にほとんど無駄が見られない。
登場人物にも無駄が無い。
まどかを中心をする可愛らしい魔法少女達や妖精(らしきもの)。
そして、まどかの幸せの象徴である優しい家族。
さやかと仁美の三角関係。
それぞれの役目が無駄がねえんだ!
まどかは平凡で優しい主人公。
キュウべぇは契約要員。
さやかは頼れる元気な親友。
マミさんは先輩で魔法少女のお手本及び説明役(まどマギを身体をはって説明してくれましたよね…)
ほむらはもうね、実質的な主人公だよね
杏子はマミさんとは対照的な悪の魔法少女っていう役割。
仁美と上条は三角関係役。
まどかの家族はまどかの平凡かつ幸せだという説明役。
中沢君と先生はおいといてください。
1話〜2話は魔法少女説明回(ハートフルな皮を被っている話です。尚、EDは隠す気はありません。)とすれば、
3話は転機であり戦慄の回。
当時の2ちゃんもざわついた模様。
1話2話を大きな踏み台にした様な物で、この話で魔法少女まどかマギカの皮がはがれてゆきます。(3話まではマミさん回だと個人的に思っています。)
4話からはさやかが主人公です。
まどかは空気です。
さやかが仁美やまどか、そして上条くんを魔法少女の力で救い、亡きマミさんリスペクトの技を使い新たな希望を持つ話です。
そして杏子というマミさんとは正反対の魔法少女の悪いとこを体現した奴がでてきます。
実際はマミさんのような場合は少数で、魔法少女の生々しい縄張り争いが普通という事をここで視聴者に感じさせます。
ここの戦闘シーンはなかなか見所です。
梶原由紀さんの音楽も光っていました。
6、7話でキュウべぇの鬼畜さがわかりやすく露呈していきます。
魔法少女とソウルジェムのなんとも設定のちゃんとした生々しいシステム。
ま、序盤なんすけどね⭐️
8話のラストはこれも2ちゃんをざわつかせた魔女化。
9話は杏子ファンになった人が多いことでしょう。
4話~9話まではさやかと杏子の話です。
10話から最終話まではほむらとまどかの話ということになります。
10話でのほむらの過去、11話でキュウべぇを消滅させたら人類は生きていけない事が判明→おワタ
最終話…は自分で見てよねっ!
とにかく話数が短いのもあるけど、否!!
話数がミジケェのにようここまで必要なものを詰め込み過ぎずうまいことやったとしか言いようがないわ!!!
音楽も映像もキャラクターデザインも細かい設定も話も引き込まれるとこしかねぇから!!!
悪いことは言わねえ、今すぐTSUTAYAに行って借りてこい!!!!
名作なのは間違いねぇから!!!