migratory さんの感想・評価
1.7
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:----
某国に戦争の推進・援助・支援をしていると思われてもおかしくはないアニメ
だと思います…。現在の日本の情勢で、ある意味ふわふわしていることが奇跡的なアニメといえるのかもしれません。
本編は戦うことの意味、仲間との絆、まじめなことの答えは教えてはくれません。
敵のキャラクターが見えないこと(ある意味ストーリーの軸を失くしてしまうこと)の怖さを教えてくれたような気がしました。
そして、設定を語らないシュールなアニメです。
対してそれは、アニメに何かしらの生き様や哲学を感じるものにとっては、究極的にアニメの根本を考えさせられるようになるものです。
戦うことが当たり前になってる世界なら、とてつもない私情の感情と悲劇で溢れかえっていると思えるだけに、この世界にいる彼女たちのことについてはとてつもないキセキで描かれていると思えるのです。
一考すれば、かわいらしい人たちが広告塔に立っており戦争を促進しているようにも思えるので放送を自粛すべき点とも考え捉えられるのですが、コンプライアンスの時代だからとはいえ、すぐに放送を打ち切ってしまえる世の中には横並びできない思いなので、インターネットという世界に広がってしまえる仕組みもあるし、ただ温かく見守るのが一番良いことだと思って、こんな乱雑な表現もしないで穏やかに見やることが理のような気がしました。
それは誰かが亡くなってしまったとしても変わらない事で、寧ろニュースに取り上げられてしまったら怖いという思いがあります。
よくよく考えればあんなに平和な雰囲気なら、戦争がある、死と隣り合わせの世界なのだから当然といえば当然なのかもしれません。
奇跡は長く続きません。
本来のアニメの見方が盛り上げるとはいった別の、そういうものなのかもしれません。
本当は載せようとか思わなかったんですけど、世間の情勢が情勢ですから自身が大事さを持っていようと思って書いたものなので、こんな一文で恐縮ですが、稚拙ですが、読んでいただいてありがとうございました。