紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
作画は良かったが
ロボットアニメとしては戦闘シーンなどの作画はとても良かったが
軍隊物としてはシナリオがとても微妙な作品だった。
序盤の主人公が命令違反を犯すシーンは見ていて嫌悪感しかなかった。
戦闘時の個人単位での命令違反は仲間を危険にさらす行為であり
それを制裁しない上官はおかしい上にさらに違反行為を認める
発言をしたときは、唖然としてしまった。
軍の戦闘で命令違反による結果オーライはありえない
100歩譲って一対一や少数単位で戦うスーパーロボット物ならシナリオ次第では
ありなのかもしれないが、軍が主体のストーリーだと違和感しかない。
まぁアニメ業界はどちらかと言えば左巻きの思想の人が多いから
こういう上の指令に歯向かうキャラ設定が出てくるのだろうな(笑)
全体的な物語も左巻きが考え付きそうなしょぼいストーリー展開で
軍上層部や軍事産業の暗躍を描きたいなら、もう少し捻った物語にしないと
つまらない茶番を見せられているようで、とても時間が長く感じてしまう。
ロボット同士のバトルシーンや戦闘時の描写はなかなか良かったので
地盤で感じた違和感を吹き飛ばしてくれるかと期待して 視聴を続けたが
最後までグズグズなシナリオだったのはとても残念です。
円盤第一巻の初動がわずか257枚なので、まぁ続編は無いだろうし
私が感じていた作品自体への違和感はあながち間違いではないのだろうな