ローズ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Like a Rolling Stone
東京大決戦の終結から10年が経ち、事後処理を終えぬまま指導者・支配・富裕層の姿が消えた。
10あまりあった道州から再び分割再編された旧都道府県は独立し独自に発展していった。
所沢国にはマッチャグリーンがいて東村山国からの攻撃を撥ね返していた。
激しい戦いによりマッチャグリーンは大怪我をして入院。
マッチャグリーンに届いている依頼を解決するべく森友望未(もりとも のぞみ)・小坂結季奈(こさか ゆきな)・響逢衣(ひびき あい)・御園千綾(みその ちあや)の4人は全国へ旅立つのであった。
話数によって異なりますが、所沢、東京、愛知・三重、京都、広島・岡山が話の舞台となっています。
始めの所沢でズヴィズダーのような話だと自分は思ってしまいましたが違いましたね^^;
話数によって舞台が違ってストーリーがそれぞれあるという事は上記の通り。
個人的には近場にある所沢編が好きでした。
まあ地元が近いと親近感が沸き、応援したくなるのは当然かもしれません。
何故、マッチャグリーンなのか。
抹茶を元にしているのか分からない人が多いかもしれませんが、これは狭山茶を名産としているからでしょう。
ポイントの1つになるのがブルーハーツの名曲を選曲しているところ。
オッサンの自分としては懐かしく感じました。
場所によって表現や扱いが変わるハート型でピンク色の石。
この石を持っていると能力がアップするみたいですが不確定な事なので断定できません。
石を加工しても問題は無いみたいです。
受け手によって変わると思いますが、短編のストーリーとしては人情物が多いのかな。
個人的には自分の地元に近い所沢編だけで1クール作ってもらいたかったです。
マッチャグリーンだけでなく、戦隊ヒーロー物みたいに複数人が活躍する話とかあったら大満足でした。
贅沢を言い過ぎですね。
本作品の登場人物やストーリーでも十分楽しめます。
1クール全12話の作品で短編が集まった体をなしていますが、一応、話の軸があり最後まで飽きないように工夫されています。
確かにストーリーは重要ですが、本作品はバイクの疾走感のような勢いで一気観したほうが楽しめる気がします。
若いねえ。
青春だねえ。
どこを舞台にした話が自分の好みになるのか人それぞれ。
音楽に注目しながら、お気に入りのキャラを見つけるか好きな短編を選ぶのか、色々と選択肢の多い作品でした。