101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
765プロメンバーの着実な成長に思わず目が細くなる
765プロのアイドルたちの成長が嬉しかった。
いやぁ…よくここまで育ったもんだと感心します。
ベタベタな感想ですが、本作の一番の印象はやはりこれに尽きます。
テレビアニメ版では遠回りとも感じた挫折、迷い…。
それらも経験として確実に糧となっている。
こうした点を成長したアイドルたち自身の描写でも感じられるし、
後輩に憧れられ、先輩として助言するという
コミュニケーション描写でも感じられる。
改めて『アイマス』はアイドル〝育成”プロジェクトだと実感しました。
もっとも私はゴロゴロとアニメを観ていただけですが(苦笑)
アニメ鑑賞だけで育成感の一端を共有できる。
それだけでも劇場版まで来た『アイマス』アニメ化は
成功だったと言えるのではないでしょうか。
アイドルたちだけでなくプロデューサーも成長していた点も印象に残りました。
広義のギャルゲーと言えなくもない『アイマス』
ギャルゲー主人公は大体、花に囲まれた状況に胡坐をかくものですが、
このプロデューサーさんはアイドルたちの未来のために、
研鑽を積み重ねる立派なお方だと感服致しました。
彼は美希に釣り合うハニーに確実に近づいていってますね…。
これは全国のプロデューサーの皆さんもうかうかしていられません(笑)
ライブシーンもじっくり堪能できて良かったです。
『アイマス』のライブシーンは尺が確保されていて、
観客と感動を共有していると夢想できるまで魅せてくれるので有り難いです。
いや…むしろ鑑賞者はストーリーでライブに至るまでの裏話まで知っているから、
特等席に座っていたとすら言えるのかもしれません。
アニメ『アイマス』は劇場版でもやっぱりゴージャスだなと感じた良作でした。