るるかん さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

名作

１話～４話{netabare}妹を大切にするという導入から、男の友情の美学についてのお話。今の高校生にこういう友情があるのか疑問だけど、私くらいの年代になるとこういう男の友情は定番といえば定番。普通に共感できる話ではあった。 {/netabare}
　
５話～６話{netabare} 美佐枝さんの過去に関する不思議なお話。クラナドをかなり見てきたから、なんとなく話の展開の仕方が見えてきているけれど、この作品のように、控えめにテーマを表現していく方法は個人的には好きです。難しくないしストレートなんだけど、とてもゆっくり控えめに大切な部分を訴えかけてくるから、色々と考えながら作品を楽しめる。 {/netabare}

７話～８話{netabare} 有紀寧のエピソード。不良グループの抗争を止めようと孤軍奮闘する有紀寧の友人を思う気持ち、そして争いの是非を問うた話かな・・・。人は見た目がどうであれ、大切な友人がいてその友人のために何かをする。しかし、暴力では何も解決しないのだと有紀寧は言いたいのだろう。非常に道徳的な内容。どうもここまでは１期の輝きは感じられない話のように思うが・・・悪くはないんだけど・・・。{/netabare}
　
９話～１１話{netabare} 渚は留年、朋也は一人暮らしを始め仕事に追われるが、毎日渚がお世話に来てくれる。なんて幸せな日々なんでしょう。高校生同士の付き合いとは違い、若干のすれ違いが出てくるが、渚ちゃんがいい子過ぎて、ほんとにこんな子といたら不満ないわな・・・って思う。ここから先を見るのがちょっと心配になるくらい幸せそうです。・・・しかしクラナドがこれで終わるとは到底思えない・・・。{/netabare}
　
１２話{netabare} 朋也に同情する気持ちにはなれなかった。むしろ自虐的になる短絡的な所がとてもいやだったが、渚が素敵過ぎるって・・・。「二人一緒なら強くなれます。」って・・・KOされます。マジで・・・。 {/netabare}
　
１３話{netabare}友達ってありがたいね。渚卒業おめでとう！ {/netabare}
　
１４話{netabare} あのメイド喫茶みたいなファミレスなら行きたいもんだなｗ・・・しかし、渚の親父はイキでイナセな親父だね～この親父はマジいいキャラだ！！ {/netabare}
　
１５話{netabare} クラナドの命題でもある家族の存在。親になって自分の親のことを偲び、そして家族で乗り越える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・{/netabare}
　
１６話　絶句
１７話　朋也、お前は最低だ。
１８話　{netabare}朋也、お前は最低だ。５年も子供をほったらかして何をやってるんだ。でも・・・最愛の渚のこと思い出そうとしたら涙が出るよな・・・そりゃそうだ。しかし、５年間ひとりだった汐が不憫でならない。・・・まぁぼろ泣きしましたけどね・・・{/netabare}
　
１９話　{netabare} 朋也、お前は偉いよ。こっちの話の方が私には重い話で胸に響く内容だ。父親に想いを告げることができてよかった。本当に・・・。早く気がつけて本当によかった・・・。父親とのやりとりに自然に涙が溢れた。 {/netabare}
　
２０話 {netabare} 風子ちゃん治ったんだね～。彼女の感性はとても素晴らしいｗ　朋也が突然渚を思い出すときの気持ち・心情を考えると・・・。 {/netabare}
　
２１～２２話 {netabare} 見失っていたものを家族や愛する人が幸せを通して教えてくれた。かけがえのないものを家族や愛する人は死を通して教えてくれた。生死の狭間の間で翻弄されたのではなく、近くにあるもう一つの世界では真逆の世界があり、そこで幸せを堪能する者もいる。どちらも経験できる世界であったのだから、大切な人との出会いを憂う必要はない。どちらの世界でも大差ない大切なものをきっと手にする。 {/netabare}
　
だけど、想う。大切な人と永く人生を共有し全うできるということは人間の真の幸せであり、願いなんだと・・・。そう教えてくれたような気がした。