るるかん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
思い出したことが・・・
まず、一話の最初の印象は、ちょっと苦手なキャラかなぁ・・・と
思いました。
古河渚と岡崎朋也の関係の始まり部分から、なんとなく興味深くな
り、スルスルと見ていけました。
{netabare} ここで出てくるキャラのメインテーマは『自分を変える』なのかな・・・と思いつつ、ちょっとだけキュンとする部分が積もっていくような話の展開で、なんかどこかで涙がこぼれそうな感じが・・・みたいに思ってましたが、6話の伊吹風子ちゃんのヒトデを三井さんが受け取ったところで、涙が溢れました・・・これはやばい・・・まだ6話だってのに・・・。 {/netabare}
そんなわけで、7話以降はまた付け足していこうと思います。
アフターの方は評価がかなり高いので、そっちから見ようか
と思ったけど、それも変だなと思い、最初の方から見てます。
でも、それで良かったと思ってます。キャラは苦手なまま
ですけど・・・(^ー^*)いい話は見たくなるね!!
{netabare} 9話までみましたが、風子ちゃんの話が終わった感じです。結婚式とか感動で涙が止まりませんでした。純粋で一生懸命な風子ちゃんの願いが通じて本当に良かった。公子の幸せを願う気持ち、渚と朋也を想う気持ち、一生懸命であったからこそ届いたんだね。温かい・・・自分の中にあるダメなものがこの作品を見ていると流れていくような感じです。こんなに泣かされるとは思わなかった・・・やばいです・・・まだ9話なのに・・・w {/netabare}
{netabare} 10話~14話までは一之瀬ことみの話。最初の2話くらいは楽しげな雰囲気の話でしたが、徐々にことみの過去が見えてきて、彼女の両親に対する気持ちを思い図ると、幼少期のことを思い出し自責の念にかられていたことだろう・・・。そして自分の誕生日に誰も来なかったことの寂しさと両親を失った絶望感と残酷な現実に対する憎悪・・・色々な感情が混在していたことだろうと・・・最後は両親の本当の気持ちに触れることができてよかった。しがらみから解き放たれたのは朋也も一緒だろう。本当にいいシナリオです。こういう知らぬ間に涙がこぼれるようなお話に自分は弱いです。マジやばい・・・。{/netabare}
{netabare} 15話~最終話までは夢をかなえることと、途中であきらめることに関してのとてもいい話の展開だった。それよりも何よりも、家族の大切さ・温かさ・家族のような存在である仲間の応援・・・そして自分を必要としてくれる、唯一の存在・・・それが夢をかなえる以上に大切でかけがえのないものだと感じた。最後の渚のお父さんはかっこよかったなぁ~。あんなカッコイイ親父にはなれないな~w 朋也が最後に親父に『あまり飲みすぎるなよ』と言った。彼の中に芽生えた、精一杯の父への愛情だったのかもしれない。この気持ちは私もよくわかる。私も父とは長い間上手くいっておらず、ガンで余命があと半年というところで会いに行き、10数年かけたことが無かった言葉をかけてきたこと、そしてそれが最期の言葉となったことを思い出した。「次に会いに来るまで絶対元気でいろよ」・・・と。仕事で死に際に会うこともできなかったので、それが最期の言葉となってしまった。葬式でそれを悔いて大泣きしたことを鮮明に覚えている。最後の朋也の言葉は走馬灯のように5年前の私のことを思い出させた。{/netabare}
とてもいい作品です。皆さんのレビューを読まなかったら
見ていなかったかもしれないので、感謝です^^