totehi さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
嘘だと言ってよ…
もうSAOの余韻が至極強烈な中ちょっと青春系でも見てみるかという事で録画を一気見
感想
主人公はピアノで神童と言われるほどの凄いひとだっがブランク中でそんな中女の子と出会う。よくある感じでトラウマを拭い去って輝く物語なのかーとか思ってました。後半からなんとなく察してきました。伏線もバリバリあったしこれは絶対に切なくなっていく物語だなと確信したのが最終話。あああ続きが見たい、どうなるのだろうか。けっこう心に残るような終わり方だっただけに1日でSAOⅡと一気見したこともあり憂鬱です。
最初は主人公は弱虫で情けないなと思ってました。12話13話で凄くかっこよかったです。
最終話まで今一気に見てきました。もうありのままの自己満足な感想。
普段ネタバレしないよう努力してるけど今回に限ってはもう書かせてください。
{netabare} 14話から雲行きが怪しくなってきた。そんなかライバルの妹の凪と出会って先生としてピアノを教えることになる。
色々と自分を重ねる部分があって公正はこんな悲しみだらけの自分を見ることができるのか、それにこれもまたいい展開だし凄いな。
18話まで本当にヒューマンドラマとして凄く良くできていて思いっきり感情移入してしまった。
そのおかげか残りの話数も見ていてラスト22話
ハッピーEDだと思ったのですが、この主人公は悲しみの時にいつもいい演奏をして成長する。どっちなんだと思っていました。
いや、結果的にはすっごい悲しいんだけどね、考え方を変えればハッピーEDなんですよね。
もうこの時点で画面が水分で見えにくくなっていたんだけど演奏後の手紙の部分でもうボロボロ
自分なら何か悲しみをなかったことにするために何かに打ち込むタイプですが真摯に向き合ってボロボロでももがくこの公正は凄くかっこいい。
それでも悲しみが来るんだし、本当になんも言えね
でもハッピーEDだとこんなに感動しないかな
Kanonのような綺麗な物語で僕のこと忘れてくださいって部分で泣いたけどその比じゃなかった。
それでも公正は昔のようにすることなく悲しくて、ボロボロでも頑張る。下ばかり見ていないそんな公正になった。
儚くてとても綺麗なものがたりでした
こんなに泣いたのはKey作品以来です。 {/netabare}
普段ラブコメは好まず見ても感動もしないような自分がここまで感動したのは本当に自分でもどうかしていると思う。
この物語に出会えてよかったとさえ思える程です。