「ラブライブ! School idol project(第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1976
棚に入れた
9527
ランキング
264
★★★★☆ 4.0 (1976)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.1

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karinchaco さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しく見ることが出来たがこの商売の仕方は…。

1期はメンバーを集めてラブライブ出場!そして、廃校の取りやめが目的だったのに対し、今回は3年生が卒業を目前に控えてラブライブ優勝を目指すお話。
1期から指摘されていることではありますが、メンバーの努力している過程を大事にするあまり、展開に予定調和が多くなっています。ただ、このアニメそのものが重視しているポイントは細かいシナリオではなく、楽曲やライブシーンの良さや、アイドルとして応援してもらうためのキャラづくりだと思いますので、細かいことを言うのは野暮ってものです。
ギスギスした女の戦い要素も薄いし、見ていて精神力を削られるようなこともなく楽しく鑑賞することが出来ました。名作と呼ばれる域には達してはいませんが、この盛り上がりは充分に理解できる出来だとは思います。

アイドルを題材にしているだけあってこの作品は非常に商魂たくましいです。メディアミックスとしてはBD、CD、ゲーム、書籍とありきたりですが、CDの種類には目を見張るものがあります。シリーズ通してシングル31枚、アルバム8枚、ラジオDJCD4枚(2014年末時点)。BD第1巻にはライブチケット先行抽選権他その他特典付。PSVのゲームもキャラ別に3種類。書籍もビジュアルブック、コミックス、ライブ写真集と何KBも真っ青ですね。
信者の皆さんはお布施の額が大変なことになったでしょうね。

作品の出来としては3次元で成功したビジネスモデルを2次元に持ってきて大成功を収めた稀有なオリジナル作品といえるでしょう。これは、作品および楽曲の良さが成し遂げた結果だと思います。ただ、この作品に限らずこの商売も一つ間違えばファンから搾取するだけになりかねません。売り上げ重視でアニメの出来は今一つという作品が乱発されないことを危惧するばかりです。

投稿 : 2015/01/16
閲覧 : 206
サンキュー:

16

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