happyend さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
一期は哲学、二期は感情論
一期が非常に面白かっただけに期待していました。
タイトルは嫌味ではなく、キャラの個性、性質によって生じた結果です。
見てみると、まあこんなもんかなという印象でしたが、7話、8話ごろに異変を感じました。
こういうシナリオ展開は一期らしくないと思い、調べてみると、監督が一期のときとは別人が作っていたそうです。監督が変わることで、作風ががらっと変化することを思い知りました。
これはこれで楽しみましたが、不満点が多いです。
なによりもキャラの扱いがひどいです。
一期のときは、コウガミとマキシマというキャラを成り立たせて、それぞれの信念に向かって、ストーリーも展開していたと思います。
しかし二期では、新キャラたちの意味がストーリーを進める、尺をのばすためだけの強引な配置にしか見えませんでした。二期までを振り返ると、シモツキというキャラは特に該当します。無理やりキャラをたたせようとした結果、最後までこのキャラをどう使い込むのか分かってない気がしてならなかったです。それが最終回の結末に露骨にでてたと思います。劇場版への伏線という理由なら納得できますが……。
まあ、この辺は劇場版を見れば、すべて良しと思えるのかもしれないです。それほどの期待をもっているほど、サイコパスというアニメにひきこまれています!