うち. さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
幾原監督が好きなら観た方が良い
百合アニメでクマアニメです、多分これで説明になってると思います。
ひょんなことからクマが自我を持つようになり人を食べるようになったのでクマと人を断絶する壁を作りそこに住む少女たちの話…の筈。
癖の強い作風ですがそれに秘められたメッセージを深読みするのが幾原監督作品の楽しみ方の一つだと思います。
◯まとめ
クマ:人を食べる、人に化ける、同性愛が特徴、男(オス)も居る。猟銃で死ぬ。
透明な嵐軍団…学級会がハブにした女子を食べるのが蜜子で今回は紅羽を食べたかった。
銀子とるるコンビはとりあえず紅羽を守るのが役割、でも人は食べる。
裁判は紅羽の意思で開かれているかもしれないがまだ不明、裁判が開かれれば熊に襲われても死なない運命になる。
あの裁判自体が主人公補正(クリシェ)という概念を説明しているのかも(笑)
紅羽(主人公)の母、澪愛と同じペンダントをしている銀子はどこであのペンダントを入手したのか…
最終回まで観た感想
物語の解釈は人それぞれということで3.0にしました。
各演出やセリフ、暗喩を色々深読みして考察して自分の中で完結させるのが幾原作品の特徴だと思います。
◯個人的解釈
るると王子の居た世界は個人的には{netabare} 死後の世界だと思います、それ以外は考えられない {/netabare}
紅羽と銀子
{netabare} クマリアの世界…おそらく「神」になったんだと思います(!?)二代目クマリアになったとも思えます。裁判の連中が役目を終えたので多分あの二人が裁判の代わりとかすると思いますが、もしくは現実離れしているので死亡した=あの世界は紅羽と銀子にとっての死後の世界なのかもしれません… {/netabare}
まあよくわからないアニメでしたが流石と言わざるを得ない演出だったので満足です。