いっき さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
要素はすごく面白そう、展開は。。。
全11話、アバンの作画に物語要素ですごく面白そうな要素が当たりなアニメと思って全話見ました。
しかし、推理や迷宮、ダンジョンの見せ方の’’要素’’は面白そうなのに見せ方で面白さをガリガリ削るアニメでした。
元の原作が面白いのはわかりました。それを単調にアニメで描いてもそれは一部面白いでしょう。しかし継続力が無いのがこのアニメの現状でした。
JCスタッフ制作みたいな登場キャラを1クール制限だからとほんの一部だけ描いて、あとは視聴者に丸投げとか、それに絡む展開も後味の悪い消化不良の視聴者が報われないTHE・社内規則の枠内で作りましたがなにか?1クールアニメでした。
大手のアニメ制作会社の‘‘アニメ作りの面白い見せ方‘‘マニュアルを新人アニメーターが見て1カット2カット頑張って中堅アニメーターがちょっと手伝って制作した感があるアニメ作品でした。
面白い原作を惰性と不慣れで淡々と1クールで物語的にとても中途半端に描いたアニメ作品でした。
{netabare}タイトルが龍ヶ嬢七々々の埋蔵金ですよ、名前もすごいですがその少女が殺されて、地縛霊でアパートに住みついて挑戦者に助言をするなんて要素的に奇抜で、{/netabare}これは神アニメになるのかとお思ったら、1クールアニメだが、各話数テンプレの’’アニメの面白い見せ方’’を参考に日常シーンを描いた感が満載でした。
そんな流れをオリジナルで作った人ならそのあとのダンジョンの見せ方も来るかと思ったら、原作要素をもとに淡々を描いて、展開と余韻がつまらない、そして締めも緩い惰性1クールアニメでした。
声優と、一部頑張った各1カット2カット面白かったですが、作画と展開の見せ方がアニメ業界の教科書内に収まりすぎた単調な見せ方はつまらないアニメでした。