Tatsurei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
簡単な話を難解に表現する上に作品の意図を説明しない作品です。何がしたいのか理解に苦しみますね。
他の方のレビューを拝見したら意味が解らないが多かったので簡単にまとめたストーリーを書いてみました!
{netabare}未来が見える透子と未来を開ける駆、不思議な力を持った2人が夏休みに出会ったところで物語が始まります。(二人が何故、使えるか不明)
二人は能力が共有したり、分かり合ったりして両思いになります。
駆は孤独を感じる事で不思議な力が使えます。(唐突な当たり前の孤独)
透子と一緒に居ることで孤独を感じなくなり力が失われていきます。
透子は友達からの告白を筆頭に今までの人間関係の変化により情緒不安定になり力が暴走し、見た未来が現実になっていきます。(幸の怪我など)
お互いの不思議な力をどうするか、透子と駆の関係はこれからどうなるのかで最終話へ。 {/netabare}
上記が11話までの大まかな流れですがそんなに難しい話でもないですよね。
難解さを加速させたのは最終回かと思います。
純文学を意識した抽象的な表現とセリフばかりで理解をさせる気が無い気がしましたね。
結局、駆はどなったのか、不思議な力とはなんだったのかの説明をせずに代名詞と一枚絵で済ませた表現がとても不親切な作りです。
最終回の解釈は個人的には考えましたが、推測と想像の産物なのでちゃんと理解したかはわかりませんねw
後、全く解らないのがこの作品のコンセプトですね。
視聴者を透子に感情移入をさせて透子の気持ちや考えを視聴者と重ね合わせて喜怒哀楽させて楽しませると推測しましたが、作品の作りがとてもつまらないので、あまり考察する気にもなりませんでしたw
長文になりましたが、背景は綺麗なのでそれ目的の鑑賞はお勧めかもしれません。