しゅんこう さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
オタクやひきこもりの使い道は新しい世界で会社の責任者
面白かったです。テンポもよくてサクサク見れました。
オタクにだけわかるネタ、みつけるとニヤニヤします。
{netabare} もともと登場人物も少なく、細かい心理描写も描きやすいせいか、無理なく最後まで見ることが出来ました。オタク文化を架け橋に主人公が異世界の人たちと交流を深めていく物語です。
真剣に好きなことに夢中になっている姿はどこかほっとします。全体的に明るいストーリーです。主人公にとって課題は日本政府とどうやって折り合いをつけていくか、異世界の文化とどうかかわっていくかの2つです。
政府や異世界の仕組みに戸惑い、悩むこともありますが、この主人公は最後まで自分の大好きなオタク文化とそれを愛する人々を守ることを優先させます。見ていてそこに好感が持てました。
また、主人公らが先生として、学校で生徒たちに 絶対領域、総受けなどの言葉を真剣に説明しているときは、思わず笑いが噴き出してしまいました。
生徒たちも驚くべき優秀さを発揮し、質問したり、議論したりする姿にまた笑いが噴き出します。
ヒロインたちも魅力的でした。感情豊かな姫様とメイドさんの真面目な態度がちゃんとラブコメになっていて、面白かったです。
個人的にたくさん笑ったのが、水着回と映画製作の2つ。真剣に姫様の水着のデザインを考えている学者と思われる人たちが、1周して結局スク水に戻ってくるところと、出来上がった映画のセリフがあまりにも棒読みすぎて、姫様がひどく恥ずかしがるところです。
できればその後の交流の様子も続きが見たくなりました。
第二期希望します。さらに完成されていくオタクエルフ(腐)たちの会話が気になります。
{/netabare}