karinchaco さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:----
今後の展開に期待
分割2クールの2クール目。
第13話
{netabare} 前作で「どうつなげるかが見どころ」と評しましたが、ふたを開けてみたら「なるようになった」という印象。
・イナホ
浮遊城の決戦で受けた傷は改造手術をうけて完治?。改造人間スーパーイナホ君になったみたいですw。特に義眼と思われる目の能力と、演算能力の向上、そして、アルドノアドライブが使用可能になったことで、これから再び宇宙で火星の一芸ロボをバンバンやっつけてくれるでしょう。
・アセイラム姫
カプセルで療養中。死んでいないということはどこかでイナホ君とも再開することがあるかもしれません。
・スレイン
前クールからダメ男くんだと思っていましたがついにそれが極まった感じ。アセイラム姫を助けたい一心でザーツバルム卿と手を組むところまでは否定しませんが、アセイラム姫の気持ちをないがしろにしあまつさえ偽物を立てるというクズに成り下がってしまった。アセイラム姫のことを一番に考えているといいながら、手にした権力におぼれ自分本位になってしまったことにさえ気付かない馬鹿者。
自己顕示欲にまみれた火星の貴族たちをみて育っているので致し方ない部分もあることは理解はできますが偽物を立て戦争をあおる外道になったスレインには一切同情することはできません。
・ザーツバルム卿
スレインからもらったチャンスを活かしてうまく立ち回っていますね。いつ裏切ってスレインに煮え湯を飲ましてやるか楽しみです。
・インコ
階級も戦闘能力も女子力も順調にUPしています。目指せイナホの正妻の座。私は、応援しています。
第13話の感想を個別に書いたのですが、私ってものすごくスレインを嫌っていますねw。何が許せないかというとアセイラム姫の気持ちを全く分かっていないクセに、自分がアセイラム姫を一番わかっているとうぬぼれている点ですかね。偽物を立てるなんてもってのほかです。前クールまではその環境に同情していたんですけどね。
とりあえず、気になるので視聴は継続します。
{/netabare}
第14話
{netabare}イナホ君とスレインがついに戦場で会いまみえました。イナホ君によればスレインはコウモリからウミネコに昇格?のようです。このアニメ始まって以来の本格的な宇宙での艦隊戦。やはり、地球側の戦力不足は否めないのかちょっと迫力不足だと感じました。
Aパートでのイナホ君とインコの会話シーン。全くかみ合っていないのがいいですね。ライエにはこちらの気持ちを代弁していただきました。
このアニメはテンポがいいですね。昔のロボアニメならもう2週ぐらいイナホとスレインの再開を引っ張るところですよね。作っている尺(昔は1年通しが多かった)も違うので一概には比較できないですが見やすくなっていると思います。
{/netabare}
第15話
{netabare}イナホとマグバレッジ艦長とのチェスシーンからのスタートでしたね。チェスのことってよくわからないんですが、知的かつオシャレに見えますね。
今回の一番の見どころは戦闘シーンでしょうかね。前話ではイナホ君とスレインとの邂逅を描いていましたが、今回は本格的な戦闘です。お互い戦略を読みあう戦いはとても見どころがありました。前々から戦闘シーンの出来はピカイチだと思っていましたが、今回も迫力がありました。この作品は地上戦より宇宙戦のほうが映えますね。
そして、ついにスレインがザーツバルム卿の養子になって爵位を獲ましたね。どさくさに紛れてザーツバルムを暗殺してしまうし。意外だったのはそのザーツバルムの潔さです。スレインに救われた命。いつ裏切られても悔いはない。ということなんでしょうかね。ちょっと誤解していました。
今後どうなるか注目点が増えてきました。
{/netabare}
第16話
{netabare}やっとマリト大尉が登場しました。1クール目ではほとんどいいところなしの飲んだくれダメ大尉でしたが、しょっぱなから大活躍ですね。以前なら出撃できずにイナホの戦績に驚いてばかりでしたが、ちゃっかりイナホを使いこなして火星のビックリドッキリメカを見事撃退しちゃいます。
合わせてユキ姉も再登場。こちらは、イナホが心配な様子ではありましたが、イナホの性格をようやくわかったようですね。
今回の見どころは悔しいですがスレインでしょうね。イナホのいない間にしっかりと自分の地位を固めるための戦功を上げるとか1クール目では考えられなかったことです。地位が人を作るといったところでしょうか。しかも、ほかの火星人たちと違って自分の実力も相手の実力もきちんと計っているあたり侮れないですね。あとは肝心なところでヘタレなければ、ボスキャラ候補一番手に名乗りを上げたようです。
{/netabare}
第17話
{netabare}まずはイナホから。火星騎士マズゥールカの脱走の手引きしたのはアセイラム姫を救うためには仕方ないにしてもインコに見つかっちゃーだめですよ。ってゆうかほかの兵に見つかっていたらどうしたのでしょうかね、ライエともども軍法会議にかけられても文句は言えませんね。イナホにしてはお粗末な行動だったように見受けられます。
そして、スレインの方はというよこっちもマリルシャン伯爵に乗り込まれてあまつさえ決闘を申し込まれるという展開。ちょっと動揺が顔に出過ぎです。
イナホに対してはあんなに自信たっぷりなのに相手が伯爵クラスになるとなぜか動揺してしまう。完全に後ろめたいことのある人じゃないですか。まあ、後ろめたいことしているんですけどね。むしろ、背後に控えているハークライトさんのほうが貫録があります。
というか、先週「肝心なところでヘタレなければ・・・」ってコメント書いたばっかりなのに・・・。ある意味、スレインは私の期待を裏切りませんね。
今週は終盤でこの主人公二人が見事に立派なフラグを建設してくれました。来週が楽しみです。{/netabare}
第18話
{netabare}先週私が思っていたスレインのヘタレ化は杞憂に終わりました。落ち着いて考えることさえできれば出来る子みたいです。まあ、マリルシャン伯爵ではどうにもならなかったということでしょうかね。火星騎士の中では一番貴族っぽい人だっただけに惜しい人をなくしました。
さて、イナホ側は相変わらず火星のビックリドッキリメカを相手に奮闘したみたいですね。彼がそつないのはインコに対してもきちんとフォローしている点です。どうやらマズゥールカ脱出の手引きは無事にばれてないみたいですね。
さあ、ラストでついにアセイラム姫が目覚めるフラグたてましたね。あのニセ姫もとどめを刺しとけばと後悔するのでしょうか。来週も楽しみ。{/netabare}
第19話
{netabare}火星陣営もスレイン指揮の下で連携をとってきましたね。本格的な戦闘は次週に持ち越しです。
それにしてもスレインの人心掌握術は大したものです。第1期で時折見せていたヘタレ具合が信じられないくらいです。イナホマンは最初からすごかったので別格ですが、成長という意味ではスレインがNO1でしょう。ただ、それを成長と呼ぶか変貌と呼ぶかは人それぞれといったところか。{/netabare}
第20話
{netabare}マグバレッジ艦長の女気を見せてもらいました。まさか戦場のど真ん中に突っ込んでいって救出するとは恐れ入りました。
そして、マズゥールカさんも仕事しましたね。まさかあのペンダントでアセイラム姫の記憶がよみがえるとかスレインにとっては皮肉以外の何物でもありませんね。そして、ニセ姫さんにもアセイラム姫が回復したことばれちゃいましたね。早晩こうなることは予想できましたが思ったよりは早かった印象があります。{/netabare}
第21話
{netabare}ついにスレインがアセイラム姫に銃を向けてしまいました。2期が始まった当初に罵倒したとおりアセイラム姫を一番にといったのは詭弁だったようです。この展開は予想通りでしたが現実になると少し切ないものもありますね。
イナホマンは今週も大活躍でした。それにしてもあんなにモブたちが倒れていく中でマリト大尉以下主要キャラはみんなしぶといですね。だからと言ってTV版のZガンダムみたいに終盤に行くに従ったバンバン主要キャラが戦死していく展開にはしてほしくないです。結構登場キャラみんな好きなんですよね。
後は、この展開にどう落とし前をつけるのか注目です。{/netabare}