☆エトペン☆ さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

自分では考え付かない設定に驚愕。ストーリー展開もすばらしい

父親を殺され、現場に残されていた
ハサミを頼りに主人公は本能寺学園にたどり着く。

そこでは鬼龍院皐月という生徒会長がすべてを仕切っており
身分もすべて強さで決まるという学園。

その生徒会長が父親の秘密を知っていると勘づいた主人公は
彼女を倒すため、立ち向かう。



トリガーが制作のオリジナルアニメーション。


「天元突破グレンラガン」にそこまで入り込めなかったため、
主力制作陣が同じの「キルラキル」を見る気は
塵一つもなかったのだが、友達数人に何度も勧められたため
見ることになった。

同じトリガーの「異能バトルは日常系の中で」
（スタッフはほとんど別の人だが）
が楽しめたし主人公が女の子だとわかり、
言われるがままに視聴開始。


最初は少しずつ見ていたのだが
後半の方になると引き込まれるように
一気見してしまった。


ストーリーの完成度で言えばかなりハイレベルな
ものであると断言できます。



音楽面もすごく良く変身シーンや戦闘シーンのBGMは
高揚感がものすごくくる。


しかしそれだけではなく前期OPの「シリウス」は
ものすごい神曲だ。

ストーリーが始まる前にOPでこの曲を聞けば
毎話胸がドキドキしているためそこそこの話でも
かなり楽しめた。

普通にマンガを読んだ場合と
口角を上げて読む場合では
口角を上げて笑っていた方が
数倍楽しめるという現象のそれだ。

前期EDの「ごめんね、いいコじゃいられない。」も良曲である。



主人公役の小清水亜美さんも良かったですね。
元々小清水さんは好きなのだが
この作品でもっと好きになった。


満艦飾マコ役の洲崎綾さんも「たまこまーけっと」の
たまこのイメージがいい意味で崩れました。


キレイな絵で「萌え」を求める身としては
絶対に楽しめないという先入観がいい方に転がって
非常に面白く感じ、すごく楽しめた。

海外では非常に評価が高いのだが
日本ではそこまででないことが悔やまれるが、
いい作品であることには間違いはない。