るるかん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人間なら誰にでも起こりうることなのか?
ミギーが本を読んでる姿は目玉親父っぽかった(笑)
{netabare}
本当にこのような寄生生物が現れたら、寄生された方が
いいのか、されない方がいいのか…どちらなのでしょう?
ミギーみたいに右手に寄生だったらいいけれど、頭とか
に寄生されて、パックリ頭が割れるのは、さすがにやだなw
寄生獣は獣ですが、人間を襲い無慈悲に殺す無能タイプと
知能を有するタイプとに大別されているようです。
作者が意図するところは恐らく、寄生獣も人間の側面・象徴
であるということなのだろうか・・・と思う。
現実世界で毎日のように起こる不条理な殺人事件の残忍性
は誰しも『寄生獣』を心に宿した時点で起こりうるという事。
しかし、本当に強い意志があれば、ミギーと新一の関係のよう
に衝動をコントロールしながら生きていくことが可能だという
ことを伝えようとしているのでは・・・と感じた。
{/netabare}
まだ話が全て終わってないが、社会問題に一石を投じたいと
いう作者の狙いが見えてきたので、なるほど・・・と思いなが
ら作品を堪能しています。最後まで楽しめそうな作品です。