ひげ さんの感想・評価

3.7
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

提督達のクロスロード作戦

視聴終了
『ＫＡＤＯＫＡＷＡ』『アニメ化』というピカドン、ＵＮＫ爆弾をぷかぷか丸こと長門に乗った原作プレイヤーが受け止めてる、そこに下手したら声優さんや製作会社のスタッフも乗り合わせているというわけがわからないアニメです。

『ＧＦ』のときに『次は我々が・・・』なんて思ってたらもっとすごい地獄が待っていました。

ミスコンがどうのとか、そういう次元ではないのです。
毎回変わる登場人物達のテンション、突然振って沸いてくる設定が全員クスリでもやってるのかのようです。
『カルツがようじをはきすてた！？』→別になにも起こらないって展開がずっと続きます。最終回まで続きます。
加えてあれだけ気合の入れていた艤装装着も『蒸着』にかわります。わずか0.05秒！です。
場面が変わってならいいんです。同じシーンでいつのまにか着いてたりします。
ここまで酷いと逆に面白いのですがこの作品が罪なのは５話とか6話とか普通にいいんです。原作プレイヤーとしての感想ですが。
7話も画はかっこいいんです。
製作会社に瑞鶴提督がいるんじゃないかってくらい。
修理という名の風呂シーンもセクシーではなくて女性の筋肉が美しさ的なのもありなんかマニアック。
ですが10話あたりから『いろいろとかわいそうでもう見てらんない』ってなってくるんです。明らかに完成していない作画に胃が痛くなり、脚本、構成のクソ度が笑いを通り越します。

こんな事になるなら6話みたいな日常のみ、艤装もなしでよかったのです。
全編朝起きたらパンツがないみたいなはなしでよかったのです。
わざと詳細を決めていない原作の設定をそのまま映像化、アニメなりのアレンジ、解釈をまったくしないでシリアスもギャグもやろうという・・・。
二期はもう清霜ちゃんが大和型になる話とかでいいすよ。4番艦になって侵略者とファイナルウォーズで。






















ちょうどガルパンが終わった頃、『次は艦艇×女の子』みたいな旨のふざけた広告を踏んでしまったのが私の提督生活の始まりでした。
『蒼の英雄』（対戦型フライトシミュレーターっす）でささくれていた私の心をこのすっとぼけたブラウザゲームは鷲掴みに。


そのアニメ版を角川が作ると発表された時点で『約束されたクソアニメ』であることを多くの提督が確信していたと思うのですが、いざ第一話を観ると微妙に力がはいってていて余計ムカつくというかｗ
提督華劇団なのはわかります。花田さんですし。
でもあの和製スチームパンクのかっこよさがＢＧＭも出撃シーンもなんかものたらない。
深海棲艦もぜんぜん怖くない、駆逐艦イ級がもっとワラワラいたらいいのかしら・・・。

で、特型駆逐艦の意味がないじゃんと言いたくなるベタ凪の外洋、放送前から評判のちょっと間抜けな水上スキー、ごまかすハッタリＳＥもないし、吹雪ちゃんの背負ってる煙突バックパックも煙でてない、魔改造されたブースターでもない。
キービジュアルの件への仕返しかいつも一航戦コンビが弓道のポーズ・・・笑えるので好きです。

サービス開始後、ひっそりとあった公式キャラ設定をなかったことにして『二次創作が命』を半分ウリにしてきたゲームなんですからもっとぶっとんでていいとおもうのです。
水着回はいらないのでサッカー回、野球回を期待しています。



艦これキャラクターの法則性
{netabare}
初期実装の艦はだいたい姉妹で同じ衣装、声優さん。
国会の予算が降りた順番？マイナーチェンジ？ないし所属部隊によって違う場合もある。（アニメでは球磨型とか）
赤城、加賀は別物の空母だけど部隊が同じだから色違い？
同じく第二航空戦隊、蒼龍と飛龍は厳密には姉妹艦ではないだがなぜか同じ上坂さん。
以後実装された艦娘たちは『おとなの事情』でまとめて収録しているようで、声優が同じ→実装時期がいっしょ。

そこを踏まえてもうひとつ、アニメではレズコプターで一層有名になった大井北上さんたちが『そもそも姉妹艦だけど姉妹ってきまってない』というトピックがある。
大井っちがシスコンなのかレズなのか。大事なことだ。

モバマスでいう『自分と向き合うアレ』は艦これでは『装備を他人にあげる、資源にもどす』ということになっているためｶｰﾝｶｰﾝされるとただの人間に戻るとの発表があった。

じゃぁ中の娘達が姉妹かどうか？それは誰にもわからないし決まっていない。
大井北上の他、長門、陸奥あたりもその気の台詞がなく、大和型にいたっては明らかに姉妹には見えない。
鶴姉妹や金剛姉妹でさえ中身は本当に姉妹なのだろうか？

その辺を個々人がどう解釈、設定するのかが原作コンテンツの魅力のひとつだと思います。


{/netabare}

覚書
{netabare}
１話

特型駆逐艦吹雪
大正時代、貧乏な日本は比較的小型な艦艇でも敵戦艦を倒そうと考えました。
そこで生まれた後の艦隊型駆逐艦の始祖。
５割増しの兵装、長距離航海能力と今も昔も鉄腕ＤＡＳＨ魂。
あとでいろいろ問題はでてきますが・・・。
しかしすでに特Ⅲ型がいるのに喜ばれるのは吹雪ちゃんをバカにしているようにみえなくもない。
原作ゲームでは赤城ではなく『扶桑』に憧れているという誰もが忘れた設定がある。


飛行機に乗ってる妖精さん
艦これ世界の影の主役。艤装運用から航空機、建造、修理全部妖精さんがやっている。羅針盤がボス前で反れるも彼女たちの仕業。


3話

愛宕のお守り
入っているのはもちろんアノ毛。性器信仰ともいわれるが『タマがないから』弾除けって聞いた。
ガンダムのアムロはセイラさんがこれをくれなかったせいで戦死する（小説版）要するに生存フラグ。


神通の飛行機
零式水上偵察機、零水。零戦、零観など似たような名前だけどぜんぜん違う機種。提督たちは疲れていると混乱して間違って解体する。
帝國海軍もそうだったのか以後、紫電、烈風とか名前を付けるようにしました。


金剛型の三式弾
本当は円錐状に弾がばら撒かれのだがアニメのほうがかっこいいすからね。
それをいったらミサイルのような魚雷・・・妖精さんのが乗ってるのかしら。
ゲームでは対空装備なのに金剛の逸話から最強の対地攻撃兵器として使われる。



如月の轟沈
ゲーム上では絶対にありえないワンパン轟沈（キャラのロスト）。
課金要素、ＢＯＴ対策を兼ねる艦これのシステム。
如月の女神復活がワンチャンあるきがしなくもない。


４話

金剛型
明治生まれの老朽艦に度重なる魔改造を施した結果、装甲巡洋艦が伝説の高速戦艦へ究極進化を遂げた。
戦艦だけど戦艦じゃないその速度から情報交換の際に提督たちは『戦（艦）』ではなく『金（剛）』と略す。
ゲームではフィッシャー提督が泣いて喜ぶ大活躍をしてくれる。
まさにクレイジーダイヤモンド。
3話からのテンションの差がひどいが秋イベ13をクリアした金剛姉妹にもはや流す涙はないのかもしれない。


島風
最強の艦隊型駆逐艦。金がかかりすぎる、空母機動部隊の時代になってしまったなどの理由で十数隻の建造予定が1番艦しかない。
最新装備に時速70キロとたしかに誰も追いつけない。
駆逐艦界の『ガンダム』、艦これ界の『客寄せパンダ』。
キャラクター（衣装）は吹雪のボツ案だそうです。


金剛ぱんち
旗艦をかばってくれるシステムがあるのですがその再現、ジョークですね。
かばったくせにノーダメージって避けてないそれ？機銃で落としてる？レスラーのように胸で受けてるか？
金剛の場合は拳でした。


5話

今回でサブタイトルに毎回1～12が隠れているというのがほぼ確定しましたね。
次の次はビッグ7？8は・・・八八艦隊は無理だからもしかして第八で待望の夕張回ですか？！天龍先輩でないかなぁ。

瑞鶴
俺提督が始めての空母建造で引き当てた愛すべき艦娘です。２年余り執務室に爆撃を続けています。
大和型とは同期の桜。一部では日本空母の完成形なんて言われる最新鋭の名艦。だから加賀さんが馬鹿にするわけです。新人イビりです。姉妹でヒモパン愛好家だと思われます。姉のほうは擬人化キャラクターとしては好きになれません。


加賀とアイス
間宮アイスを食わせると隠し要素で一部の艦娘が異常にハッスルします。
有名なのが加賀さん。そのギャップ萌えが人気の一つ？


6話
神回でもあり糞回でもある。艦これらしいお話。
主人公に出番がない。これぞ二次創作。メディアミックス。

ぱんぱかぱーん
今週のハイライト　


第六駆逐隊
サービス開始から大人気の吹雪型のマーク3、特Ⅲ型4姉妹から構成された部隊。史実再現したくても暁がなかなか落ちないのがお約束。
関係ないけど洲崎さんって天才だと思うの。

バーナー
料理に使うものではない。大和型ですら１秒もかからず建造する不思議アイテム。

夕張
is my waifu　アニメ版のほうがかわいいので好き。
元ネタは新素材で巡洋艦の限界に挑んだ実験艦。かっこいい。
メカフェチ、深夜アニメを録画しているのがゲーム上で確認できるキャラクター性。
アニメのように装備開発、改修の失敗は明石と夕張が悪さしてるからだということならゆるせなくなくもない。

カレー
美味しんぼのパロディ？もっと攻めてほしかった。　
アニメ版も現代の時代設定のようでレトルトが。
もともと日本のカレーは英国から脚気対策として学んだビーフシチューを魔改造して生まれたものらしい。肉ジャガも日本カレーと同じく英国のカレーから生まれた姉妹であるという伝説が残る。だれかがデミグラスソースの変わりにしょうゆいれちゃったんだね・・・。
長門が甘党なのは加賀と同じく間宮アイスで士気が高ぶりまくる隠しパラメーターからだろうか。

7話はどうやら七面鳥の7・・・。



７話
提督は山本五十六の生まれ変わりみたいな王道架空戦記の様相を呈してまいりました。
片目のヲ級がヨークタウンてことはビッグＥが来るのね！
如月システムのせいでこれから空母棲姫の爆撃に怯えるような展開になりそうです。ショウホウさんは無事だよきっと。天龍龍田出番なしとはこれいかに。

８話は８月８日の8ですね。


8話
水着回、58達のがかわいそうでち。

９話
『ソロモンの悪夢』⇒ガンダム0083　第９話・・・
　

10話
10ｃｍ砲の10？
このアニメ、原作ゲーのまどマギ要素以外にレイアース的ななにかだったのか、そんなことより中学生くらいの吹雪ちゃんのあんな夢を観るアニメ提督って・・・。


11　12話
ついにワルプルギスの夜的なＭＩ作戦へ。
大井のドロップキック、長門の肉弾戦、大和さんの不機嫌面以外見所なし。
7話で伏線まで張って因縁の対決にしたヨークタウン、片目のヲ級がＳＥだけで倒されて絶句。斬新すぎる。
大事なのは中間棲鬼じゃなくて空母のほうだっていってんじゃんアニメ提督も・・・。変身すべきなのはヲ級→空母棲鬼だったんじゃないかしら。








{/netabare}